デザイナーにしかわからない「15のコト」
ファッション、グラフィック、ウェブ、インテリア、環境、都市、空間など。これらに続く下の句「デザイナー」。あらゆるデザイナー職の人たちが、共通して抱えている悩みを、当のデザイナー集団「Creative Market」が、イラストに興しています。
彼らならではの“あるある感”。きっと、分かる人には分かるはず!
01.
想像力、ときどきランチ
デザイナーの頭の中
想像力、価格設定、Helvetica以外のフォント、PANTONEの色見本、空想、ショートカット、それとランチなどなど。
02.
フォント(書体)選びすら
絶対手を抜かない
バリエーション豊富で、今日の世界で広く使用されている書体のひとつが、「Helvetica(ヘルベチカ)」だと言われています。これ以外の書体を見つけようと、必死で探しているウェブデザイナー、すでに6,532フォント見終えた頃には…。
03.
デザイナーという仕事は、
発明家に近い?
「クライアントがさあ、ロゴを新しい色に変えてくれって言ってきたんだ。それも、まだ誰も見たことないような色にしろだって!」
「仕事中に私たちが飲んだって、許してもらいたい理由はまさにそこよねー」
04.
子どもの出産に立ち会える確率?
「先生、お願い!もう50ドル払うから、あんまり時間かけずに赤ちゃんを取り出してくれないか?」
05.
PSDファイルはレイヤーの束
「キミ、相当いたんでるね。大丈夫かい?」
「そうなんだよ、もうこの夏だけで50回は書き換えられてるからね…」
06.
つねに、“無茶ぶりの嵐”
それがデザイナーという仕事
「しっかし、クライアントもここから『ゾウにしろ』だなんて、よく言うよ!まったく。しかも、明日までだぜ」
07.
常に時代の先端を捉えている、
そのイメージに苦しむことも
「あれだろ、今も家で作業する時だってオシャレしてんだろ?」
「もちろんさ。もう身についた習慣みたいなもんだよ」
08.
視覚に入ってくるものを
ビジュアルとして捉えてしまう
「おい、何だ?いったいあのフォントは?しかも、ちゃんと文字間隔まで調整してあるじゃないか!」
09.
状況によっては、
クライアント意見優先
「あと、ほんのちょっとだけロゴを大きくできないかな?」
(もう十分大きいでしょうが…)
10.
色見本帳やカラーIDが
インプットされている
「色違いが欲しいんですけど。えっと、Pantonの18-1438番がいいんだけど」
11.
ときには、
接待交際費がかさむことも
「ああ、それ?確かクライアントとの接待ですよ。彼らにだいぶ飲まされちゃって…」
12.
職業柄、すぐに
プロダクトが分かってしまう
「まあ、キレイなバラ!」
「な〜んだ、彼、パピルス使ったのね」
13.
古代壁画の時代から
クリエイティビティは
発揮されていた!はず。
「う〜ん、なんだろう。いまいち、ドキドキするようなものに欠けている気がするんだよね」
14.
重要な案件を扱っていても
なかなか、理解されにくい
「悪いけど、誰かがあなたのPCに触れたからって、クビにすることなんてできないわ」
「本気で言ってんのかい!?」
15.
お客さんとのミーティング中は…
(もう、今までに60バージョンも代案出してきたってのに。この仕事辞めてバーテンダースクールにでも通うか〜?遅いかな?)
簡単には理解されにくい、デザイナーという専門職。そもそも、このイラストだけで、彼らのすべてが言語化できている訳でもありません。やっぱり、この職種はプロダクトで魅せる。そこに尽きますよね。
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