アパレル業界に我慢できなくなったデザイナーの挑戦
世界中のアパレル業界で問題となっているのが、製造過程で出る生地の切れ端。ゴミとして扱われ、大気汚染の一因になっているとまで言われています。
この大量消費にしびれを切らしたニューヨークのファッションデザイナーDaniel Silversteinさんは、新しいプロジェクトを始めることを決意。
廃棄物を一切出さない服をつくるファッションブランド「Zero Waste Daniel」を立ち上げました。
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© Zero Waste Daniel
「Zero Waste Daniel」には毎日のように捨てられるはずだった生地が集まってきます。衣服や小物は、これらの生地を余すことなく使って作られているようです。
つなぎを活かしたデザインがほとんどで、捨てられるはずだった生地が使われているにもかかわらず、古さを感じません。
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/163075/5299765264777216.jpg)
© Zero Waste Daniel
Danielさんはこう言います。
「新しい生地を使って新しい服を作るよりも、捨てられるはずの生地を再利用して服を作るほうがずっと価値がある」
ちなみに、デザインされる洋服はすべてユニセックス。対象を広くすることで廃棄物を減らそうとしているのかもしれませんね。
Licensed material used with permission by Zero Waste Daniel