NIKEの「新デザイナー」は病気と闘う子どもたち!デザインに隠された本当の”想い”

「NIKE」がある病院とユニークなパートナーシップを結び、募金活動に貢献していることをご存じだろうか?

同パートナーシップは、NIKEとオレゴン健康科学大学ドーンベッヒャー小児病院との間で2004年に結ばれたもの。毎年6人の選ばれた小児患者が、NIKEプロダクトのデザインを手がける機会を与えられるというもの。

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完成したプロダクトはオークションに出品され、売上のすべてがドーンベッヒャー小児病院の支援をしているオレゴン健康科学大学財団に寄付されるという流れだ。

「ドーンベッヒャー フリースタイル」と名付けられたこのプロジェクト、闘病を続ける子どもたちの豊かな創造力がカタチとなって現れる、夢に満ちた取り組みが今年も発表された。

今年の6人の“デザイナー”と彼らの作品をご紹介しよう。

ギャレット・アマーソン(12)

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12年前、約800gの超未熟児として生を受けたギャレット。至るところに施された紫色の蝶のモチーフは、生まれてすぐこの世を去った、弟への敬意を示している。

メイシー・ボディリー(14)

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脳腫瘍と診断されたパン作りが大好きな女の子。シューズには“癌サバイバー”を表すリボンのマークが刺繍。さらに、シュータン内側には彼女のチョコチップクッキーのレシピが記されている。

ヘイリー・レイバ(8)

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先天性の心疾患をわずらい、8歳にしてすでに5回の心臓の手術を受けているヘイリー。自身の“医療の旅”を讃え、シュータンには心臓のモチーフがあしらわれている。

シドニー・リトル(14)

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競泳選手でありながら、若年性突発関節炎を患ったリトル。スウェットズボンには「Keep SWIMMING(泳ぎ続けろ)」という力強い文字がプリントされ、シューズのアウトソールには、プールの水面の反射を模したデザインが施されている。

ヒューゴ・コヴァルビアス・モリーナ(14)

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クリッぺル・トレノネー・ウェーバー症候群という、身体の片側が肥大化する珍しい病気を持って生まれた男の子。「違っていても大丈夫」という彼のメッセージや、彼のお気に入りのフットボールチームのカラーが採用されている。

クリストファー・ムキス jr.(14)

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通学途中に事故に遭い片足を失ったクリストファー。日本が大好きで、着物や富士山をモチーフに取り入れている。シューズの内側には、ビーチでくつろぐ彼と人懐っこいパンダのイラストが。

いかがだっただろうか。

6人が手がけたプロダクトはどれも魅力的で、彼らにしか表現できないメッセージ性がある。プロジェクトによって、たくさんの小児患者が勇気づけられることを願いたい。

なお、これらのプロダクトは2023年12月に販売予定だ。

Top image: © NIKE
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