「痛みを乗り越えた子ども」だけがなれる、スーパーヒーロー。
突然ですが、あなたにとってスーパーヒーロー的存在はいますか?子どもの頃は、映画に出てくるキャラクターだったり、◯◯レンジャーだったり、はたまた自分の父親だったかもしれません。でも、大人になった今はどうでしょう?
この問いを自問した時、私自身つい首を傾げてしまいました。が、そんな時「スーパーヒーローという存在は、必ずしも目上の人である必要はないんだ」と、感じさせられたある写真があります。
それがこちら──、
本当の「スーパーヒーロー」は、
子どもたち!
写真にうつる子どもたちは、ただコスプレを楽しんでいるわけではありません。
皆、心臓病やガンなどの病気と戦っている、彼らの両親にとっては勇気と強さを兼ねそなえた正真正銘のスーパーヒーローなのです。
企画したのは、フォトグラファーのJosh Rossiさん。6人の子どもたちを、スーパーマン、バットマン、サイボーグなどに変身させて撮影しました。ちなみに、細部まで丁寧につくり込まれた衣装は、コスチュームデザイナーが3週間かけてデザインしたんだとか。
始まりは、娘の「変身」。
実はJoshさん、今回のプロジェクトの前にも、自分の娘をワンダーウーマンに変身させて撮影したことがあります。
「気弱な娘を元気づけるためのものだった」ということですが、写真は当時拡散され、多くの人が見ることに。
それがキッカケで「病気を患う子どもたちの親から、自分の娘や息子のために似たようなことをしてくれないかと頼まれたのです」と「People」に語っています。
子どもたちはきっと、私たちが容易に想像できないほど過酷な毎日を送っていることでしょう。けれど、彼らの真っ直ぐで強い眼差し、それこそが本当の強さだと思うのです。
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Reference: People
Licensed material used with permission by Josh Rossi