自分でデザインしたワンピースを着てみない?

「こんな洋服が着たいなぁ…」。女の子が描くお絵かきには、彼女たちの理想がたくさん詰まっています。

Picture This Clothing」は、そんな女の子たちの夢をかなえるサービス。ぬり絵がそのままワンピースになっちゃうんです。

デザイナーは「私」

以前、子どもの描いた絵がそのままぬいぐるみになるサービスを紹介しましたが、こちらは、ぬり絵がそのままワンピースになるというもの。

Tシャツの前面にオリジナルプリントをするというサービスは見かけますが、これは全体にプリント。世界中どこを探したって見つからない、オリジナルのワンピースができるんです。

デザインは
「ぬり絵」のように。

注文プロセスは、いたって簡単。

1.注文したいサイズのワンピースのテンプレートを「Picture This」からダウンロードして印刷。

2.ぬり絵と同じ要領で、ワンピースをデザイン。はみ出さなければクレヨンでも色鉛筆でもなんでもOK。

3.スマートフォンなどで撮った画像を「Picture This」にアップロードして送付。

注意すべきポイントは、画像を撮るときになるべく色がはっきりとわかる明るい場所を選び、影がかからないようにすること。あとは届くのを待つだけ。絵は服の両面にプリントされます。

こんな風に、袖裏にはデザイナーとして自分のサインまで入れられるので、記念になること間違いなし。お気に入りの人形ともお揃いです。

ママのアイデアが
想像以上のビジネスへ。

「Picture This Clothing」を立ち上げたのは、ジェイミー・ニューベリーさんとその仲間たち。2人の娘を持つニューベリーさんは、娘の絵を服にしたところ、友人やその両親からとても好評だったため、ビジネスにしようと思い立ったんだそう。

でも実際にビジネスとして考えると、絵を忠実に再現するにはコストが掛かりすぎるというところがネックに。そこで、ぬり絵のようなテンプレートを用意し、その形通りに白い生地にプリントし、縫製するという方法に至りました。販売開始前にTwitterで紹介したところ、WEBサイトには数時間でサーバーが落ちるほどのアクセスが殺到。現在は、アメリカ国内でも納品に約6~8週間かかるほど注文が殺到しているとのこと。

「お気に入りのデザインを選ぶのは難しいわ。今までの5,000枚以上のワンピースを出荷したけれど、どれも素敵だったから」

2017年には、Tシャツも。

今のところはワンピースだけですが、2017年にはTシャツや小物などのパターンも増やし、サイズ展開も広げる予定。男性物や大人用にも期待の声が上がります。

価格は、1着につき45ドル。15ドル追加でアメリカ以外への発送も可能ですが、到着まで約50~60日ほどかかるそう。

Licensed material used with permission by Picture This Clothing
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。