ロンドンのバーに貼られたネガティブな「文章」。そこに隠された、本当のメッセージとは?
ロンドンのとあるバーに貼られていたという、一枚の紙。そこに書かれていたのはとてもネガティブな「文章」でした。
— Ronnie Joice (@ronniejoice) July 22, 2015
Reference:Twitter
日本語に訳すと、こんな内容に。
今日は、今までで最低の日だった。そして、毎日いいことがあるだなんて、ぼくに言わないでほしい。だって、目を凝らしてよく見てみると、この世界はかなり邪悪な場所だから。満足感や幸福感が長続きしない中、ちょっとした親切に照らされることがあったとしてもそれは変わらない。そして、全ては精神と心にあるだなんて真実じゃない。なぜなら、本当の幸せは、周りの環境が優れている場合にのみ手に入れられるものだからだ。いいことが存在するなんて真実じゃない。あなたも認めるはずだ。現実世界がぼくの態度をこうしている。それは、ぼくにはどうしようもないことなんだ。そして、今後もあなたがぼくの口から“今日はいい日だった”なんて言葉を聞くことはないだろう。(今度は下から読んでみて)
なんとも後ろ向きな…。読んでるほうもゲンナリとしてしまいます。でも、メッセージの最後には「下から読んでみて」とあります。
今度は文章を下から順番に読んでみましょう。英文と日本語訳を紹介します。
Today was a good dayAnd you'll never in a million years hear me say that It's all beyond my controlMy attitude Creates The reality I'm sure you can agree that It's not true that good existsOnly if one's surroundings are goodTrue happiness can be obtained BecauseIt's all in the mind and heartAnd It's not true thatSatisfaction and Happiness don't last.Some goodness does shine through once in a while Even If This world is a pretty evill placeBecause, when you take a closer look,There's something good in everyday And don't try to convince me that Today was the acsolute worst day ever 今日はいい日だった。そして、あなたが僕の口から“どうしようもない”なんて言葉を聞くことはないだろう。僕の態度が現実を創っている。きっとあなたも認めるはずだ。いいことは周りの影響によってのみ存在するものじゃない。本当の幸せは手に入れられるんだ。なぜなら、それは自分の精神と心にあるものだから。満足感と幸福感が持続しないなんて真実じゃない。この世界がかなり邪悪な場所だったとしても、いいことは起こるものだ。だって、目を凝らしてよく見てみれば、何かしらいいことがあるものだから。だから、ぼくに“今日は今までで最低の日だった”なんて言葉を投げかけないで欲しい。
まさに正反対!とってもポジティブなメッセージになっていてビックリしちゃいます。米・メディア「Elite Daily」によれば、実はこの回文は、もともとChanie Gorkinさんというブルックリン在住の学生からネット掲示板に投稿された詩なのだとか。
アメリカの掲示板からロンドンのバーまで飛び火するとは、インターネットのある現代らしいニュースと言えるかも。
Reference:Twitter
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