長生きの秘訣は、「神経質」になること。

相手の気持ちを必要以上に考えすぎてしまう。プレゼンでうまく話せるかどうか心配して眠れない。パートナーのミスをなかなか受け入れることができない。

なんでそんなことを気にするの?と、周囲からは責められてしまいそうですが、細かい気配りができることについては、良いこともあるそうですよ。

健康に対する意識が
寿命に関係している

「UK Biobank」の調査によると、神経質な人は長生きをする傾向にあるようです。例えば、不安を多く抱えている人や怒りっぽい人、鬱気味な人など。

37〜73歳の人々に、「自分が健康だと思うか?」という質問をすると同時に、性格診断を受けてもらって、この結果を導き出したとのこと。そして、6年の月日をかけてデータを集めたところ、癌をはじめとした様々な死因に対するリスクが、少しずつ低くなっていたのだとか。

細かいことを気にするのがストレスをためる原因となり、早死にしてしまうイメージもありますが、この調査が導き出したのはまったく逆の結論。被験者が50万人以上ということから、信ぴょう性も高いかもしれません。

ちなみに、なぜ神経質な人が長生きするのかは、「健康に対する意識」に関係があるそう。

こちらも同じ研究から分かったことですが、彼らは自分自身を事実に関わらず健康的でないと思う傾向にあるようです。そのため、体に異変があると思ったら、すぐに病院に行って診察を受けるから、死のリスクが低くなるのだとか。

例えば、能天気な人と神経質な人がケガをしたら、前者は酒を飲めば治る!と言って、後者は応急処置をしている…とこんな感じかもしれません。

さて、説得力あり?

Reference:Sage Journals
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。