日本三大秘境に「アナタがデザインしたサウナ」ができるかも?

宮崎県椎葉村──。

日本の三大秘境として有名なこの村は、標高1000mを越える九州山脈に囲まれた自然豊かな場所だ。

今回、そんな椎葉村がサウナの開業を目指し、そのデザインの公募を開始した。

椎葉村は村全体の96%を森林が占め、杉の埋蔵量は日本一とも言われる“宝の山”にもかかわらず、そのほとんどが活用されていないのが現状だという。

その活用を促すべく、2020年には村の交流拠点である「Katerie」に木材や金属などのさまざまな物質を加工できるCNC加工機「ShopBot」を導入。

今回のサウナデザインでは、「秘境と絶景〜ととのう空間〜」をテーマに、この「ShopBot」の活用も条件に盛り込まれるなど、サウナを起点に地域全体を盛り上げていこうという意図が感じられる。

応募は以下の条件をクリアした案をA3横向きかつ、20MB以下のPDFにまとめて提出するというもの。

①地域の杉材を使用した木造サウナ
②製作加工に「ShopBot」を活かした提案をすること
③幅×奥行き×高さの合計が16立方メートル以内に収まり、自立する構造体であること
④2~4人が利用可能なサウナであること
⑤人力で組み立てられるものであること
⑥解体・組み立て、トラック移動など、移動可能なサウナであること

参加資格は「どなたでも可」とのことで、年齢や資格有無の制限などはなく、グループでの申し込みもOKだそう。

応募締切は10月10日(月)18時まで、優秀賞受賞者には賞金や制作に携わる機会が与えられる予定。

あまり時間はないが、この記事を読んで「良いアイデアあるよ!」と思った方はぜひとも応募してみてはいかがだろうか?

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Top image: © Kichigin/Shutterstock.com
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