サウナ王・太田広監修、超がつくほど「狭小サウナ」が栄に誕生!

「ウェルビー栄」や「キャナルリゾート」をはじめ、他県からもサウナーが訪れる名店ひしめく愛知県名古屋市──。日本有数のサウナタウンにまたひとつ、新たなサウナが誕生した。

©株式会社RK

11月4日にオープンした「SAUNA.(サウナドット)」。

施設最大収容人数13名と、決して恵まれたキャパシティを誇るわけではない。むしろその逆、「超狭小」をウリにしたことでも話題を呼んでいた。

名古屋市の中心部に位置し中部を代表する繁華街、その限られたスペースに可能な限りサウナの魅力を詰め込んだ同施設をプロデュースしたのは、“サウナ王”の愛称で知られる太田広氏。サウナのすべてをを知り尽くした氏が手がけたとあれば、超狭小にももちろん意味があるはずだ。

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狭小といえど、設けたサウナ室は2種。

第1サウナ室「ヘロヘロ」は、名前の由来ともなった「Helo」はフィンランド老舗サウナ企業のストーブ(オートロウリュ機能搭載)から。ロフトを展開するなど小スペースををうまく活用したデザインも注目だ。

第2サウナ室「ケロパッチ」の壁面には希少な高級木材「ケロ」を使用。“木の宝石”とも呼ばれるサウナに最適な木材をパッチワークのようにあしらっている点にも趣向を感じられる。こちらはセルフロウリュを行うことができるらしい。

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水風呂も2種というのがまた嬉しい。

同じく太田氏が手がけた「サウナ&ホテル かるまる 池袋」にも設置されている「アクリルアヴァント」(温度約14℃で定員1名)に似た、アクリル製の円柱型「名古屋ソルジャー」と、標準デザインの「ブルーラグーンレスト」が楽しめる。

どちらも羽衣(サウナ後の水風呂で体の表面に膜が張ったように感じる現象)をなかば強制的に剥がすバイブラ付きの水風呂で、温度設定は前者がシングル、後者が常温とそれぞれ異なるようだ。

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ほかにも、「NASA」考案のゼログラビティ姿勢理論が導入されたリクライニングチェア「Lafuma(ラフマ)」や「Refa」や「ダイソン」などの上質なアメニティ、そして豊富なサウナドリンクも完備されるというんだから、さすがは数多の温浴施設をプロデュースしてきた太田氏、どこまでも抜かりない。

コンパクトながら大型サウナ施設と遜色ない品質、サウナにおいて“狭い・小さい”は必ずしも悲観の要因にはならない、ということを「SAUNA.」が証明してくれるはずだ

『SAUNA.』

【住所】愛知県名古屋市中区栄3-20-20 アイケイビル 1F
【営業時間】12:00〜27:00(最終受付26:00)
【定休日】不定休(メンテナンス休業日あり)
【公式Instagram】https://www.instagram.com/sauna.dot

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