Epic Games、ゲーム内に子ども用の「被保護アカウント」を設置

SNS業界で近年取り沙汰されている、子どもへの悪影響の問題。

流行するメタバースでは更に重要と思われるこの課題に、「Epic Games」がいち早く動いた。

声明によると、今後同社が展開するコンテンツでは「Cabined Accounts」と呼ばれる児童用の特殊なアカウントが設けられるという。

この特殊アカウントでは、チャット機能やリアルマネーを伴う購入機能などが制限される。

また、信頼できる保護者のメールアドレスの登録が必須になり、3つのゲーム(『Fortnite』『Rocket League』『Fall Guys』)以外のコンテンツへのアクセスには保護者の同意が必要になる。

該当するのは、13歳未満またはその国が定めるデジタルコンセントの年齢に満たない児童。

Epic Gamesは「これを制約だと思わず、年齢詐称はしないでほしい」と語る。

他のアプローチとして、親の許可を得ないと完全にロックアウトされるという手段もあるが、これは最適ではないと判断。Cabined Accountsの実装に踏み切ったそう。

今年の始め、同社は「レゴ」と提携して子どもの創作活動を推進するメタバース空間も立ち上げている。

教育と保護、二つの側面から若年プレイヤーへアプローチするEpic Gamesの新制度は、今後オンライン空間のスタンダードとなっていくのだろうか。

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