「ホンダ」が病院内を移動できる「子ども用EV」を開発!
2021年12月20日、ホンダがアメリカ・カリフォルニア州の病院「Children’s Health of Orange County」とパートナーシップを組み、幼い入院患者のためのEV「Shogo」を発表した。
これは「Project Courage」という取り組みの一環で開発されたもの。
想像に難くないが、何らかの理由で入院しなければいけない子どもはストレスや不安を感じる機会が多い。ホンダはそういった体験を改善するべく、病院内を楽しく移動できるEVをつくるに至った。
「Shogo」には、点滴ポールを取り付けられるホルダーやお気に入りのぬいぐるみを入れられるカゴが設置されている。自分の名前をあしらったナンバープレートで走行することも可能だ。
© Honda / YouTube
動画には、楽しそうに「Shogo」を運転する子どもたちの姿が。彼らにとっては素敵な体験になったに違いないし、その姿を見守る家族にとっても特別な体験になっただろう。
運転の仕方によっては自動車は希望を与えられる──。そう感じさせられる取り組みではないだろうか。
Top image: © Honda