ハワイ先住民が「ハワイからラスベガスに移住」を決断する理由
1月24日にアメリカ・ハワイのローカルメディア「Hawaii News Now」が公開した記事によれば、ハワイから別の場所への移住を決断するハワイ先住民が増えているそうだ。いったい、何が影響しているのだろうか?
その理由は生活費の高騰。
住宅の価格が上がっており、多くの人がハワイからネバダ州ラスベガスへと移住しているのだとか。
ラスベガスも物価は高そうに思えるが、同都市で販売されている30万ドル(約3940万円)の3ベッドルームの住宅は、ホノルルでは120万ドル(約1億5740万円)の価値がつくとのこと。
ちなみに、ハワイ州で暮らす人々は収入の40%以上を家賃に使用しており、これはアメリカの他の州と比較して一番多いというデータもあるそう。
生活費の高騰は世界のどこでも起きていることではあるが、それを理由に故郷を離れる決断をしなければいけないのは、非常につらいに違いない……。
Reference: High cost of living continues to drive more Native Hawaiians out of the state / Hawaii News Now
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