「ワイキキのサンタクロース」が永眠
ハワイからまたひとつ、名物が姿を消すことになった。
“ワイキキのサンタクロース”こと、ドナルド・ボイス氏が、10月3日(現地時間)に永眠したと「Hawaii News Now」が報じた。
毎年、クリスマスシーズンになると木製のアウトリガーカヌーに乗ってワイキキビーチに登場するボイス氏(ハワイのサンタにトナカイは相応しくない)。
おなじみの赤白パラカ(格子)柄の衣装にご自慢のヒゲを蓄えたワイキキのサンタは、州内にある多くの学校施設やショッピングモールを訪問。イベントに出席したり、観光客との撮影に応えるなど、10年以上にわたって活動を続けてきた。
コロナによる影響かは定かでないが、最期はカイルアの自宅で家族に看守られながら静かに息を引き取ったそうだ。81歳だった。
ボイス氏の遺志を継ぎ、新たなワイキキのサンタの登場なるか?今年は、遠く離れた日本から注目したい。
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