「絵本」を購入してレジで寄付すると、誰でも「サンタクロース」になれるプロジェクト
「ブックサンタ2019」は、ブックサンタ参加書店にて子どもたちに贈りたい絵本を購入し、そのままレジでその絵本を寄付することで、貧困や災害などでクリスマスイブに困難な状況下にある子どもたちへ、サンタクロースが直接絵本を届ける社会貢献プロジェクト。
2017年にスタートし、これまで約2千人の子どもたちにサンタクロースの体験を届けてきたこの取り組みが、今年も全国282の書店でスタートした。
主催するNPO法人「チャリティーサンタ」では、クリスマスイブの夜にサンタクロースが各家庭を訪問して一人ひとりを励まし、プレゼントを手渡すサンタ活動を2008年にスタート。そこでは、恵まれない環境の下にいる子どもたちに、集まったチャリティー金で購入したクリスマスプレゼントやサンタクロースからの手紙を贈ってきたという。
2019年現在、活動は26都道府県37支部にまで拡大。延べ1万5千人以上の大人がサンタになり、子どもたちにサンタ体験を届けてきた。
3年目となる今年は、大手書店チェーン「丸善」や「ジュンク堂書店」の参加も決定。参加書店のエリアが昨年の22都道府県から34都道府県へと拡大し、より参加しやすくなったブックサンタ。この活動には、オンライン書店「Honya Club.com」やクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」でも参加することができる。
クリスマスが「誰かのために絵本を贈る日」になる。そんなムーブメントがブックサンタの活動から世の中に広がっていくかもしれない。
©2019 NPO法人チャリティーサンタ
『ブックサンタ2019』
【公式ホームページ】https://booksanta.charity-santa.com/
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