「2030年ローマ万博」のマスタープランが登場。ローマは、「永遠のサステナシティ」へ

イノベーションデザインカンパニーの「Carlo Ratti Associati」が発表した「2030年ローマ万博」のマスタープランが、かなりサステナブルだと話題になっている。

なんと、15万平方メートルものエリアを"ソーラーパーク"にして、太陽光で会場の電力を賄うらしい。

©CRA-Carlo Ratti Associati for Expo 2030 Roma

どうやら、「エネルギーツリー」と呼ばれるパネルを何百も設置して発電するとのこと。

パネルの下は日陰になるため来場者が涼めるらしく、文字通り"ツリー"の役割も果たすんだそう。

©CRA-Carlo Ratti Associati for Expo 2030 Roma

また、パビリオンは万博終了後に再利用アップサイクルができるように設計されるらしい。会場自体も、イノベーション地区として生まれ変わるという。

©CRA-Carlo Ratti Associati for Expo 2030

万博会場は、シティ、大通り、パークの3エリアに分けられるとのこと。西側に街、東側には公園が広がり、都市と自然が見事に融合した空間になるんだそう。

また、中央の大通りからは、すべてのパビリオンにアクセスできるそうだ。

©CRA-Carlo Ratti Associati for Expo 2030 Roma
©CRA-Carlo Ratti Associati for Expo 2030 Roma

未来へとつながるようなサステナシティ化を目指すプラン。

まさに、永遠の都と呼ばれるローマにふさわしいのではないだろうか——。

Reference: Expo 2030 Roma
Top image: © CRA-Carlo Ratti Associati for Expo 2030 Roma
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