もう聴いた?Wikipediaの「サウンドロゴ」

誰もがインターネットで調べ物をする際に1度は使ったことがあるであろう「Wikipedia」にサウンドロゴが誕生した。

「Wikimedians, are you ready?(ウィキメディアンの皆さん、準備はいい?)」というツイートと共に投稿された実際のサウンドがこちら。

必聴です!

© Wikimedia Foundation/Twitter

辞書を引いたり、キーボードをタイピングしているような音から生み出された4秒ほどのサウンドロゴ。

制作したのは、米国バージニア州で原子力エンジニアとして働いているThaddeus Osborne氏。じつは彼、音楽を独学で学び、仕事の傍ら趣味で音楽制作を行なっていたんだとか。

この見事なサウンドは「Sound of All Human Knowledge」という世界のコンテストにて選び抜かれ、Osborne氏は2,500ドル(日本円で33万円ほど)の賞金とサウンドロゴを再録音をするレコーディングスタジオまでの旅行費用も獲得するという、ささやかではあるものの、これだってアメリカンドリーム。では?

「Netflix」や「マクドナルド」のように、ブランドが持つサウンドは独自性やイメージを即座にアピールし、潜在意識に強く残す効果だけでなく、著作権や商標権といった権利が発生する。

制作されたサウンドロゴは今後、主に音声アシスタント内でWikipediaまたはWikimediaによる提供であるものを通知するために使われるという。

様々な情報が飛び交うインターネットにおいて、情報の信憑性を高めるサウンドロゴは今後もたくさん出てきそうだ。

Top image: © SvetaZi/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。