ゾウは私たちが知るよりも賢い動物だった──！【映像あり】

ゾウはとても頭がよく、喜びや悲しみなどさまざまな感情を持つと言われている。ゾウの脳はとても大きいうえに人間やイルカのように複雑な構造になっているため、私たちのように学習することもできるそうだ。

すごいのは脳だけじゃない。

最大の特徴である長い鼻は、およそ6万もの筋肉で構成され、重いものを持ち上げたり小さいものを掴んだりと驚異的な機能を持っている。

さて、ベルリンにある世界最大級の動物園「ベルリン動物園」で人気のアジアゾウ「パンファ（雌）」が、最近ある“特技”で話題となっている。

まずは、その衝撃的な映像をご覧あれ。

そう、鼻でバナナの皮を剥いているのだ。

動画をご覧になった方ならお気づきかもしれないが、パンファがバナナの皮を剥く行動には、一定の法則がある。

黄褐色のバナナの皮は剥いてから食べ、緑や黄色のバナナは丸ごと食べる。そしてこげ茶に熟れすぎたバナナはポイッと投げ捨てるという具合。なんともグルメなパンファなのである。

この行動をとるゾウは彼女のみで、幼い頃から飼育員がバナナの皮を剥いて食べさせくれていたのを見て覚えたのだろうと考えられているようだ。

そして、パンファのこの行動は、ゾウが予想外の認知能力や操作能力を有すること示し、今後研究者たちさらなる調査を続けていくという。

玉乗りするゾウや絵を描くゾウが実在するが、数年後にはスマホを操作するゾウ……なんて光景を目にするかもしれない──。