「FBI」が警告!公共の無料スマホ充電ケーブルを使わないで
先月、「FBI」は、公式Twitter上で、公共施設などにある無料のスマートフォン用充電ステーションを利用しないようにと警告した。
一体なぜなのか……?
© FBI Denver/Twitter
じつは近年、“ジュースジャッキング攻撃”が多発しているらしい。
これは、空港や駅、モールなどの公共の場所に設置されたUSB充電スポットが不正細工されることで、それを知らずに利用した人のスマートフォンがマルウェア感染し、情報漏えいや遠隔操作などの被害に遭う危険なサイバー攻撃のこと。以前からアメリカの公共機関などによる注意喚起はあったが、再度FBIによる警告があったということは、その被害が拡大しつつあるのかもしれない。
徐々に海外旅行者が増える今夏、私たちにできることは自分の身は自分で守るといこうごく当たり前のこと。FBI側も「充電器とUSBコードは自分で持ち歩き、代わりにコンセントを使いましょう」とアドバイス。
一見、便利でありがたい充電ステーションだが、このような危険性があることを念頭において利用しないと大変なことになるかも……?
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