UFOのような水素自動車が、世界最長の走行記録を目指しているらしい

持続可能な未来の実現に必要なのは、電気自動車よりも"UFO自動車"なのかもしれない——。

「デルフト工科大学」の学生チームが開発に取り組んでいるのは、「Eco-Runner XIII」というUFOのようなフォルムをした自動車。燃料として使うのは、水素なんだそう。

©2023 Eco-Runner Team Delft

なんでも世界最長の走行距離を目指しているそうで、6月に記録への挑戦が行われるとのこと。1キログラム弱の水素で、2055キロメートル以上を走り切ることを目標にしているという。

©2023 Eco-Runner Team Delft

軽量化を実現するため、本来ならスチールが使われるパーツにカーボンファイバーを採用しているらしい。

また、燃料を効率よく使えるように、転がり抵抗や空気抵抗などによるエネルギーの損失を最小限に抑えているんだそう。

©2023 Eco-Runner Team Delft

なお、世界最長走行記録へのチャレンジとなると、チームは3日間に渡って運転することになるんだとか。

なんとか無事に走破して、サステナモビリティの促進につながることを期待したい。

「Eco-Runner XIII」の詳細はこちらから。

Top image: © 2023 Eco-Runner Team Delft
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。