【衝撃】心臓からそんなものが……!?
子供の頃、鉛筆の芯が手に刺さって抜けなくなるとやがて心臓に到達して……という若干怖い噂を耳にしたことが、誰しも一度はあるだろう。
さすがにそんな事が起きるはずは無いのだが、ある研究によると、なんと心臓から人工物が発見されたという。
2023年7月13日、ACSことアメリカ科学会は、中国での研究によって人間の心臓および血液から計14片ものマイクロプラスチックが発見されたという旨の論文を掲載した。
これまでも、便や肺のように、食事や呼吸を通じて外部に接触する可能性が高い部分ではマイクロプラスチックが発見された事例があるという。しかし、心臓となるとかなり話は変わってくるだろう。
しかもこれ、「手術中に偶然プラスチックが体内に入り込んでしまった」という話では無いようで、なおさら不気味な感じがする。
発見されたプラスチックの中で最大のものは469μm(マイクロメートル)。中々にイメージがつきにくいが、ミリで考えると約0.5mm、シャープペンシルの芯と同じくらいの太さになる。
そう言われてみると意外と大きいのでは……?と感じるのだが、皆さんはどう捉えるだろうか。
現段階で人体に与える大きな悪影響は発見されていないようだが、今度の研究の進展が待たれる。これはプラスチックからの“人間への警告信号”なのかもしれない。
Reference: ACS Publications ”Detection of Various Microplastics in Patients Undergoing Cardiac Surgery”
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