宇宙から帰還した「種子」が地球で成長中。現在は苗木に
「NASA」と「アメリカ合衆国農務省(USDA)」が、「Moon Tree」というプロジェクトをスタート。なんでも、月を周回した種子を育てるそうだ。
種子は、「NASA」の月探査ミッション「Artemis I」の際に宇宙船「Orion」内に格納されていたらしい。地球に帰還したあとは「USDA」によって育てられ、現在は苗木になり始めているという。
© NASAArtemis/X
宇宙へと飛ばされていた種子の数は、約2000個。種類は5つで、スズカケノキ、スイートガム、ダグラスファー、ロブロイパイン、ジャイアントセコイアがあるんだそう。
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なお、苗木は学校や図書館、博物館などに配布される予定。応募期限は、10月6日とのことだ。
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