誕生日に、子どもの幸福感を育む「ちょっとした工夫」3選
子どもの誕生日、お祝いで終わらせてない?
現代の親が忘れがちな子どもに教えるべきこと、それは「人生を楽しむこと」かもしれない。もしも、ただ祝うだけではなく、子どもの幸福感を深く育む方法があるとしたら……?
子育て専門家・Eva Moskowitz氏の言葉をヒントに、記憶に残る誕生日を通じて、子どもに“本当の幸せ”を教える秘訣をご紹介。
1. 思い出を語り合う
誕生日に、家族との思い出を共有してみるのはどうだろうか。
キャンプをしたこと、初めて遊園地に行った日のこと、あるいは大喧嘩をしたこと……普段は眠ったままの家族アルバムを開いて、写真を見返すのもいいかもしれない。
Moskowitz氏は、思い出を共有することが「自分の価値観を強化する機会につながる」と述べている。記憶を辿ることが、きっと自分や家族にとっての幸せについて理解するヒントになるはずだ。
2. 手作りのプレゼントを贈る
お金をかけたプレゼントも良いが、せっかくなら世界にひとつだけの手作りプレゼントを準備してみて。
子どもの似顔絵の入ったメッセージカード、1年間の思い出を詰め込んだアルバム、歌の弾き語りに手作りのケーキ……きっとアイデアは無限大のはず。
「お金は幸せになる機会を与えてくれるかもしれないが、幸せになるためにお金を消費する危険性を子どもたちに教える必要がある」と、Moskowitz氏は説明している。
心を込めて用意したとっておきの贈り物は、子どもたちにとって、お金では得られない本当の幸せを知るきっかけになるだろう。
3. 知的活動の楽しさを共有する
子どもと一緒にゲームしたり、簡単なトランプで遊んでみたり、家族で何か一つのことに取り組んでみるのも良さそう。他には、ツリーハウスを作ってみるもよし、一緒にケーキを焼くもよし。
大切なのは、何か「大きなイベント」をしようとして焦らないこと。
“小さなことの価値”が子どもたちに伝われば、彼らが大きくなったときに幸せを感じる可能性は計り知れないほど増すはずだ。
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