「すみません!あなたが着てるその服ってもしかして……」
Googleストリートビューに映り込む街行く人々。彼らにクローズアップして、身につけているものをよーく見てみると……
© YouTube/celio
あれ?あの人もこの人も、みんな同じブランドの服着てるじゃん。
実は、これはフランスのメンズアパレルチェーン「Celio」が打ち出した広告動画。「Be Noramal(普通でいよう)」をテーマに、シンプルで快適な、日常生活のための装いを手頃な価格で提供するブランドだ。
GoogleMapに「自社の服を身に着けた“普通の人々”を登場させる」なんとも斬新な広告で、すべての人を対象とした日常着であることをアピール。
Celioは以前にも、映画館でありがちなことをユニークに描いた動画を制作している。
© YouTube/celio
少し遅れて席についたり、携帯電話をマナーモードにし忘れたり、開演前にポップコーンを食べ終わったり、ついつい寝てしまったりするのは「普通」のこと。
あらゆる普通を、Celioと共に──そんなメッセージが込められているようだ。
現実の生活を称賛し、服をアイデンティティの中心にしないことを肯定してくれるフレンチブランド。これからも、意表を突く広告で私たちを楽しませてくれそう。
Top image: © iStock.com/LeoPatrizi