パタゴニアの「味噌」。もちろん、オーガニック!

アウトドアブランド「パタゴニア」が、オーガニック味噌の販売を日本で展開している。

3月14日に発売になったのは、国産不耕起有機大豆を使用した「オーガニック味噌」と、持ち運びに便利な「オーガニック味噌・トゥー・ゴー」だ。

Taro Terasawa©2024Patagonia, Inc.

どちらの味噌にも使用されるのは、種まきする場所以外は耕起しない「不耕起管理」による大豆。

これは土壌を掘り起こし、かきまぜ、ひっくり返すという「耕起」を減らすことで、土壌の侵食の削減と土壌の水分保持、土壌の有機物蓄積を促していくことで大気中の炭素を土壌に取り込んでいくという管理方法による栽培をしたもの。

©2024Patagonia, Inc.

その大豆をソーラーシェアリングの下でリジェネラティブ・オーガニック農法を実践する農家から調達し、自家採種の蔵つき麹菌で天然醸造し、約20ヵ月間の長期熟成によって味に深みとコクが生まれ、旨味、風味が増したそうだ。

それぞれ「パタゴニア」が手がける食のコレクション「パタゴニア プロビジョンズ」の新商品として「オーガニック味噌」600g/1490円(税込)、「オーガニック味噌・トゥー・ゴー」200g/778円(税込)にて、パタゴニア直営店やオンラインストア、ブランド取り扱いの一部店舗で展開されている。

©2024Patagonia, Inc.

また、パタゴニア鎌倉と、パタゴニア東京・丸の内近隣の飲食店では、期間限定でこのオーガニック味噌をつかったメニューを提供中とのこと。

鎌倉野菜市場とパタゴニア鎌倉ストアの並びにある朝ごはん専門店「朝食屋コバカバ」では、納豆につけるお醤油の代わりに味噌をあわせて、オーガニック味噌そのものの味を試してもらおうとすべての定食で提供する。東京・日本橋のTOKYO TORCH・3Fにある「みそスープBAR(My Shokudo Hall&Kitchen内)」では、煮干しと昆布の出汁で豚バラ肉と一緒に煮込んだオーガニック味噌の特製豚汁を用意。

提供:朝食屋コバカバ
提供:My Shokudo Hall&Kitchen

これらのメニューは限定数に達し次第で終了とのこと。

もちろん、商品自体を購入して自宅で国産不耕起有機大豆を使用したオーガニック味噌の味を試してみるのもいいだろう。

© Patagonia Provisions / YouTube
Top image:Taro Terasawa©2024Patagonia, Inc.
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