私のためのシャンプーに出会える、ヘアケアブランド「being」がアツい

もう、商品棚の前で寂しい思いをすることはなくなりそうだ。

つい先日誕生した「being」というヘアケアブランドをご存知だろうか?

© beinghaircare / Instagram

ローンチは今年7月とかなり若いブランドだが、米小売大手「Walmart」が新鋭美容ブランドをサポートするプログラム「Walmart Start」にも選出、公式Instagramのコメントには「早くゲットしたい!」という声が多数よせられるなど、その注目度は抜群な様子。

誰も取り残さない
どこまでもインクルーシブなヘアケアブランド

人々の視線を集める理由は、ずばり、徹底してインクルーシブであること。この世に数多と存在するヘアケア製品だが、自分の髪にピッタリなものを使えているという人は、意外と少ないのではないだろうか?

現にbeingが独自の消費者調査を行ったところ、約半数以上の人が自分の髪質を理解しておらず、79%の人が自分に合うシャンプーを見つけられていないという。

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そこで、beingは16タイプのプロダクトを用意。「ALL HAIR TYPE」のほかに「STRAIGHT」「WAVY」「CURLY or DRY」「COILY」の4つを揃えており、そこからさらに3種類、自身の毛量にあった商品を選ぶことが可能。つまり、どんな髪質の人も“私のヘアケア製品”を見つけることができるというわけ。

デザインにもbeingなりのこだわりが

そして、誰も取り残さないbeingのこだわりはパッケージにも。

シャンプーやリンスの本体には片手でも扱いやすい、チューブ型を採用。大きなタイポグラフィやビビッドなデザインは、色覚障がいや視覚障がいを持つ人も判別しやすいようにと設計されたもの。触覚指標ももちろん忘れず、アクセシビリティにもぬかりがない。

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誰でも「私のヘアケア製品」が見つかる

さて、気になるbeingのお値段だが……なんとこれだけこだわって、$7以下ときている。いいじゃない。

“……コストや使い勝手が消費者のハードルになってほしくない。 beingでは、誰もが歓迎され、祝福され、ちゃんとみられていると感じてほしいのです”

まるで仏様のようなコメントをのこしているのは、being創設者のJaimee Lupton氏。

「カーリーヘアなのにストレート用のシャンプーしか近くに売っていない」、「人気のヘアマスクは自分の髪にはオイリーすぎる」「使いやすいのに値段が高い」などなど、商品選びで取り残された経験がある人を誰も無視しない、やさしいまなざしを持つのがbeingと言えよう。

現在はWalmartのみで販売しているようだが……販路拡大を望む声はもっともっと広がっていくに違いない。

Top image: © Bussiness Wire / being
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。