眠りの迷宮から脱出!鍵は「手書き」という儀式にあり

「最近、なんだか寝ても疲れが取れない……」 「睡眠時間よりも、質が大事って聞くけれど……」そんな悩みを抱えているあなたへ。

質の高い睡眠を求めて、様々な睡眠グッズやアプリを試すことよりも、シンプルな「書く」行為が睡眠の質向上に繋がるかもしれない。デジタル全盛の今、アナログな習慣が秘めた可能性に注目が集まっている。

睡眠の質を決める「深睡眠」とは?

睡眠中の私たちの脳は、浅い眠りから深い眠りへと移行し、これを繰り返している。なかでも「深睡眠(N3)」は、脳が休息し、心身を回復させるために重要な役割を果たしている。

「三菱鉛筆株式会社」と慶應義塾大学の共同研究によると、就寝前に手書きで日記を書いたグループは、そうでないグループに比べ、この「深睡眠」の割合が有意に高かったという。デジタルツールではなく、あえて「手書き」を選ぶことに、どんな秘密が隠されているのだろうか?

©三菱鉛筆株式会社

手書きがもたらす
脳と心のデトックス効果

デジタル機器のブルーライトは、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を抑制し、睡眠の質を低下させる要因の一つと考えられている。いっぽう、手書きはデジタルから離れることで、脳への刺激を和らげ、リラックス効果をもたらすという。

さらに、ペンを走らせながら1日の出来事を振り返ることは、頭の中を整理し、心を落ち着かせる効果も期待できる。これは、デジタル機器に向き合っているだけでは得られない、アナログならではのメリットと言えるだろう。

今日から始める「睡眠ジャーナル」のススメ

毎日の記録をつける「ジャーナリング」は、自己理解を深めるツールとして近年注目を集めている。就寝前にその日あった出来事や感情を自由に書き出す「睡眠ジャーナル」は、自分と向き合い、質の高い睡眠へと導く“夜の儀式”と言えるだろう。デジタルな情報に溢れる現代だからこそ、あえてペンを手に取り、自分だけの「睡眠ジャーナル」を始めてみてはいかが。

👀 GenZ's Eye 👀

全世代で流行のジャーナリング。自分の感情と向き合うことでココロとカラダを整える効果があると思っていたが、まさか睡眠の質を改善する効果もあるとは。ジャーナリングを中心にバズが生まれる予感……!?

 

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。