話題の「クラインガルテン」で叶える、月5.5万円からの週末田舎暮らし

リモートワークの普及や価値観の多様化により、場所に捉われない自由なライフスタイルが注目されている。そんななか、都会の喧騒から離れ、自然の中でスローライフを送りたいという憧れを持つ人も多い。

そうした願いを叶える新しい宿泊サービス「and farm クラインガルテン」が、2025年春、山梨県韮崎市にオープンする。同サービスは、都会での生活をベースに週に数日、畑のある暮らしを楽しめるというもの。

手ぶらで始められる
新しい「田舎暮らし」体験

「and farm クラインガルテン」最大の魅力は、その手軽さにある。初期費用は一切不要。月額5万5000円からの利用が可能だ。

この価格には、農機具が完備された30㎡~の個人区画利用料に加え、家具家電や生活必需品が揃った滞在施設の利用料も含まれている。面倒なライフラインの契約や、別荘所有につきものの維持管理の負担もない。身軽に、そして気軽に、週末田舎暮らしを始められるというのが何よりの魅力。

なぜ人気? 「クラインガルテン」急上昇のわけ

そもそも「クラインガルテン」とは、ドイツ発祥の滞在型市民農園のこと。日本では1990年代から導入が始まり、全国で70ヵ所ほど開設されている。運営する「and farm株式会社」の調査によれば、コロナ禍以降その人気はさらに高まり、多くの施設で満室状態が続いているという。

近年の「サステナビリティ」や「ウェルビーイング」といったキーワードへの関心の高まりも、この流れを加速させていると言えるだろう。自然と触れ合いながら、自給自足に近いスローライフを送ることは、現代人が求める新しい豊かさの形なのかもしれない。

「クラインガルテン」が切り拓く
未来の暮らし

©and farm株式会社

「and farm クラインガルテン」は、単なる宿泊施設でも貸農園でもない。都会と田舎、二拠点を行き来しながら自分らしいワークライフバランスを実現できる、新しいライフスタイルの選択肢、とも捉えることができる。

「美しい里山での新しいライフスタイルを提案して行きたい」と語る同社代表取締役・扶瀬聡史氏の言葉通り、同サービスは、地域活性化にも貢献する可能性を秘めている。耕作放棄地や空き家の活用は、地域経済の活性化や雇用創出につながり、都市部との交流人口増加は、地域の魅力を再発見するきっかけとなるに違いない。

自然との共生、心身の健康、そして地域貢献……。「and farm クラインガルテン」は、私たちに多くのことを考えさせてくれそうだ。

and farmクラインガルテン

【公式Instagram】https://www.instagram.com/andfarm_/

👀 GenZ's Eye 👀

どっちか、ではなくどっちも──。これをお手軽に試すことができるのは、多くの人が魅力的に感じるはず。「クラインガルテン」によって地方への人の流れが活発になることで、地方活性化にもつながるとしたら。このサービスから、地方に拠点を移す人も出てくるかもしれませんね。

Top image: © and farm株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。