若者が求める"チル"成分がぎっしり詰まったマインドフル飲料「Mindful Blend」がキニナル

仕事や勉強の合間、気分転換に手に取る飲み物といえば? かつては甘い炭酸飲料が定番だったが、近年は健康志向の高まりを受け、選択肢は大きく広がっている。

そんななか、イギリスで人気を集める「TRIP」は、私たちに新たな潮流を生み出そうとしている……!

忙しい現代人のための
「Canned Calm」

Instagram / trip.drinks

近年の目まぐるしい成長により、機能性飲料における世界的リーダーとの呼び声も高いイギリスの飲料ブランド「TRIP Droinks」が、マインドフルネスアプリ「Calm」と初のコラボレーション。

Calmはその名の通り、ユーザーがマインドフルネスを実践するためのサポートを提供しているアプリで、そのダウンロード数は5000万を超える。同アプリは、瞑想やリラクゼーション技術を通じて、ストレスや不安を軽減する役割を果たしているそうだ。

そんな彼らがタッグを組んで発売したのは「Mindful Blend」と名付けられた、機能性炭酸飲料シリーズ。最大の特徴は、トレンドの成分が1つのドリンクに凝縮されているという点にある。Lion's Mane(ヤマブシタケ)やマグネシウム、Ashwagandha(アシュワガンダ)、L-Theanine(テアニン)といった天然成分はリラックスにアプローチするとして、若者のあいだで「今、取り入れるべきモノ」として話題になっているそう。

実際、これらの成分はTikTok上で合計35億回以上も検索されており、発売前のプロモーション動画は100万回以上の視聴回数を記録。デジタルネイティブ世代からの注目度の高さが伺える。

ユーザーのストレス管理をサポート

現在、健康飲料市場は急速に成長しており、特に自然由来の成分を使用した製品が人気だ。市場調査によると、世界のウェルネス業界は現在5.6兆ドル以上の価値があり、人々がメンタルヘルスを優先し、全体的な健康を改善しようとする傾向が高まっているとのこと。このことからも、彼らのコラボレーションシリーズはこのトレンドにしっかりと乗っていると言えるだろう。

また、現代の消費者は効率的にストレスを管理するための新しい方法を常に探している。Mindful blendは手軽に摂取できる健康飲料として、ユーザーの日常生活に取り入れやすい。これにより、短時間でリラックス効果を得ることができる点が大きな魅力。

Calmの共同創設者であるAlex Tew氏は「私たちの日常生活におけるマインドフルネスの実践を簡素化するために開発した」とコメント。

新たなリラクゼーションの定義

「Mindful Blend」は、マインドフルネスの実践と自然成分に基づくリラクゼーションを融合させた新しい試みだ。日常生活の中でリラックスする時間を持ちにくい現代人にとって、簡便で効果的なストレス解消法となるに違いない。特に、忙しい仕事や生活の合間にこのような製品を取り入れることで、心身のバランスを保つことが可能に。

マインドフルネスの重要性が増す現代において、Mindful Blendは新たなリラクゼーションの潮流を作り出す可能性を秘めている。さて、日本での発売はあるだろうか?

👀GenZ's Eye👀

「成分ブーム」が飲料にまで影響を及ぼしている様子。特定の成分が含まれているだけで安心感を得られるなど、成分が心理面をサポートしてくれるという現象まで起きている。このような成分ブームは、飲料業界だけでなく、食品、化粧品、さらには日用品など、幅広い分野に広がっていくのではないだろうか。

Top image: © TRIP
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。