出会いアプリ疲れを感じたら?スペインの若者に学ぶ、リアルな出会いを求める旅のススメ

マッチングアプリでの出会いが当たり前になりつつある現代。効率的に相手を探せるいっぽう、「なんだか虚しい」「本当に大切なものを見失いそう」と感じている人もいるかもしれない。そんな「出会い系アプリ疲れ」を感じている人にこそ知ってほしい、新たな潮流が生まれつつある。

出会い系アプリ離れ?スペインZ世代のリアルな声

The Local.esに掲載された「Spanish youth ditch dating apps for 'real life' love(スペインの若者、出会い系アプリを捨てて'現実の愛'を求める)」という記事によると、スペインでは、Z世代の約7割が「出会い系アプリを使いたくない」と回答している。

出会い系アプリ大国のイメージが強いスペインだが、若者たちの中では、デジタルな出会いに疲弊を感じ、もっと人間らしい温かさを求める傾向が高まっているようだ。

「リアルこそ至高」スペインZ世代が求める出会い

同記事によると、出会い系アプリに飽きた若者たちは、バーやクラブ、友人との集まりなど、リアルな場所で新しい出会いを求めているという。彼らは、出会い系アプリでは感じられない、その場の雰囲気やフィーリング、自然な出会いを重視しているのだ。

ある若者は同記事内で「アプリでは、相手を探すことにばかり集中してしまい、本当に大切なことを見失ってしまう気がする」と語っている。

若者の「リアル」回帰は、人間本来の感覚を取り戻す兆候?

情報過多な現代社会では、恋愛においても効率性を重視しがちだ。しかし、本来人間は、五感を使い、時間をかけて相手への理解を深めることで、より強い絆を育んできたのではないだろうか。

スペインの若者たちの動向は、デジタル化が加速する現代社会において、人間本来の感覚を取り戻そうとする、自然な流れなのかもしれない。

Reference: thelocal.es
Top image: © oatawa/iStock
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