「メープルシロップ」片手にマッチング。秋のブランチデートは……カナダ人がオススメ?
季節の移り変わりを感じる今日この頃。温かいコーヒーが恋しい季節とともに、独身の方なら「恋の季節」到来を実感する人もいるのでは?
そんななか、カナダから興味深いニュースが届いた。なんでも「カナダ人」とブランチデートをすると、費用を負担してもらえるかもしれないというのだ。
メープルシロップが繋ぐ、運命の赤い糸
ブランチデート費用を負担!
「Maple from Canada」は、カナダ産メープルシロップの魅力を世界に発信するブランドで、カナダにおける1万3500人以上のメープルシロップ生産者を代表している。
そんな彼らは、アメリカ人になかなか知られていない“純粋なメープルシロップ”の美味しさを体験してもらうべく、期間限定で「Maple Mate」キャンペーンを実施。なんと、アメリカ国内在住のシングルであれば、カナダ人とのブランチデート費用を最大65USドルまで負担してくれるという。
参加方法はいたって簡単。マッチングアプリでカナダ人とブランチデートの約束を取り付け、その際のレシートを「Maple from Canada」に送るだけ。いつものアプリを開いて、いつもよりちょっとだけカナダ人を意識してスワイプしてみる……たったそれだけで、運命の出会いが待っているかもしれないというわけだ。
国境を越えた、恋のマッチング
「米国勢調査局」の調査結果によると、ここ10年間でアメリカに移住するカナダ人は70%増加し、過去最高を記録しているとのこと。アメリカ国内でカナダ人と出会えるチャンスは、これまで以上に高まっていると言えるだろう。「Maple Mate」は、そんな社会的な背景も追い風となり、アメリカで大きな話題となっている。メープルシロップの優しい甘さが、国境を越えた愛を育んでいるのかもしれない。
「違いのわかる大人」は知っている
本物のメープルシロップの魅力
とはいえ、あくまで今回のキャンペーンの目的は「純粋なメープルシロップ」と「人工的なメープル風シロップ」との違いを明確化すること。
「私たちの調査によると、多くのアメリカ人はメープルとコーンシロップの違いを知らない。昨年は、カフェでメープルシロップを追加注文する際の料金を負担することで、気軽に試せる機会を提供した」と語るのは、同ブランドの広報担当ディレクターDavid Marino氏だ。今年の「Maple Mate」キャンペーンは、その試みをさらに進化させたものと言えるだろう。
マッチングアプリでの出会いに疲れた時こそ、「食」を通して生まれるコミュニケーションに目を向けてみてはどうだろうか。
爽やかな朝の光が差し込むカフェ、香ばしいコーヒーの香り、そして、パンケーキの上でとろけるメープルシロップの優しい甘さ……五感を刺激する体験は、きっと二人の距離を縮めてくれるはずだ。
なお、このキャンペーンは11月15日をもって終了している。こんなロマンチックなキャンペーンが、日本にも来てくれることを願うばかりだ。
デート代をケチっているとバレない、レシートを後から送るシステムなのが楽だし、気が利きすぎていて最高。日本食でも同じサービスがあったら人気が出るのではないでしょか(笑)