あなただけの「必勝祈願」を。ピュレグミが仕掛ける、デジタル時代のゲン担ぎ
「努力は必ず報われる」とは限らないのが世の常。だからこそ、ゲン担ぎにすがりたくなる気持ちもわかるというもの。 受験シーズンが近づくと、コンビニには合格祈願グッズが溢れ、神社は絵馬を求める学生で長蛇の列ができる。
そんななか、ひっそりと、しかし確かに支持を集めているのがカンロの「ピュレグミおまもり梅」だ。
ご利益たっぷり、グミで開運
カンロ株式会社が手がける「ピュレグミおまもり梅」は、今月3日より全国のコンビニエンスストアおよび駅売店にて発売開始する。甘酸っぱい梅味が特徴の期間限定商品だ。
ベースとなっている「ピュレグミ」は、2002年の発売開始以来、幅広い世代に愛され続けているロングセラー商品。「株式会社インテージSRI+」の調査によると、グミ市場売上No.1ブランドを獲得しているという輝かしい実績も。
そんな同商品の季節限定フレーバーとして登場した「おまもり梅」は、紅白カラーのパッケージ、縁起の良い梅の花型、さらにレアとなる桜の花型など、見た目からしてご利益ありそうなオーラが満載だ。
「応援メッセージ」だけじゃない!
デジタル世代を巻き込む仕掛け
「ピュレグミおまもり梅」の戦略は、単なる縁起担ぎにとどまらない。そのポイントは、デジタル世代をターゲットにした、多様な体験と共感を生み出す仕掛けにある。
特設サイトで展開されるのは、袋に入った梅の花型グミの数で占う「おまもり梅占い」。さらに、簡単な質問に答えると応援メッセージ入りの「おまもり」画像が作れる「あなたのおまもりメーカー」も用意されている。
この機能で生成できる「おまもり」画像は89通り。自分だけのオリジナル「おまもり」は、スマホの壁紙として使うもよし、SNSでシェアして友達と盛り上がるのもよし。自然と商品体験が拡散されていく仕組みだ。また、同社公式Xアカウントでは「ピュレグミおまもり梅」が当たるキャンペーンも実施予定。デジタルとリアルの融合によって、購買促進を図っている。
「共感」と「体験」でつながる時代
「ピュレグミおまもり梅」に見られる戦略は、現代におけるマーケティングのひとつの形といえるだろう。
商品を通して「体験」を提供し、「共感」を生み出す。その連鎖が、ブランドへの愛着を生み、新たな顧客を獲得していく。「ピュレグミおまもり梅」は、単なるお菓子を超え、私たちに新しい時代のコミュニケーションを提示しているのかもしれない。
『ピュレグミおまもり梅』
【発売日】2024年12月3日(火)
【参考価格】162円(税込) ※消費税8%
【販売エリア】全国のコンビニエンスストア・駅売店