概念崩壊wwwピザハット、衝撃の「飲めるピザ」をつくってしまう

タピオカ、チーズティー……「飲む〇〇」ブームは、さまざまな飲み物を生み出してきた。そして2025年、ついにピザまで“飲む”時代へ!?

©日本ピザハット株式会社

「あふれ出すチーズ」への
飽くなき探求が生んだ、禁断のピザ

「ピザをもっと自由に、楽しく味わってほしい」 そんな願いを込めて、先月18日から「ピザハット」が発売を始めた新商品「飲めるピザ」。その名の通り、チーズ好きにはたまらないチーズソースが滝のようにあふれ出す、まさに禁断のメニューだ。もうトライした人も多いのでは?

開発のきっかけについて、商品開発者の宇賀田氏は「ピザハットに入社する前から、シカゴ風ピザ(ディープディッシュピザ)が大好きで、独り占めしたいと常々思っていました」と語る。しかし、“おひとりさま”では、既存のシカゴ風ピザはサイズが大きくなかなかに食べきれない。そこで、一人で心ゆくまでチーズの海に浸れる「飲めるピザ」を開発したというわけ。

まさしく、“飲める”ほどたっぷりとチーズソースがかかった新感覚のこのピザ。あふれたチーズはポテトやナゲットですくって食すのが、公式のおすすめスタイルのようだ。

ピザも“ソロ活”時代
「飲めるピザ」が切り開く新境地

「飲めるピザ」の登場は、単なる新商品発売にとどまらない。そこには、近年の食のパーソナライズ化というトレンドが色濃く反映されている。

従来の飲食業界では、大人数でシェアすることを前提としたメニュー構成が主流だった。けれど、ライフスタイルや価値観の多様化が進み、「おひとりさま」で食事を楽しむ人が増加。総務省統計局の調査によると、2020年の単独世帯数は約2115万世帯にのぼり、全世帯の約4割を占めているという。

「飲めるピザ」は、そうした食のパーソナライズ化の波に乗り、個人が自分のペースで、好きなものを好きなだけ楽しめるという、新しい価値観を提案する商品と言えるのではないだろうか。

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SNS拡散も計算ずく?
遊び心満載のマーケティング戦略

また、すでにキャンペーン期間は終了したものの、Xで「#ピザ愛を叫べ」のハッシュタグをつけて投稿すると、抽選で10名にあたる「ピザは飲みもの」Tシャツがプレゼントされるなど、「飲めるピザ」というインパクトのある商品名だけでなく、顧客体験を重視し、SNSでの拡散を意図した戦略的な施策も。昨今のトレンドとマーケティングを巧みに融合させた試みは、Z世代を中心に大盛況となったようだ。

「飲めるピザ」は、3月9日までの期間限定販売。飲めるピザは、「MY BOX」「Hut Melts」「Mサイズピザ」の3つのカテゴリーで展開され、価格は1,180円から。この機会に、「飲めるピザ」で、禁断の背徳体験をしてみては?

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飲めるピザ

【商品名】
飲めるピザ[MY BOX] 特製ミートソース
飲めるピザ[MY BOX] ガリマヨシュリンプ
【商品価格】
お持ち帰り:1,180円、配達:1,400円
※配達の場合、別途での配達料は頂きません。
【販売期間】
2025年1月18日(土)〜3月9日(日)
※数量限定、店舗により予告なく終了・変更させていただく場合があります。
【販売店舗】
全国のピザハット店舗(一部を除く)
【商品紹介ページ】
https://www.pizzahut.jp/topic/drink/pizza?utm_source=pressrelease&utm_medium=prtimes&utm_campaign=cheese_torotoro

Top image: © 日本ピザハット株式会社
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