衝撃!「イカスミピザ」はキャンプでこその楽しみです。

写真は、先日TABI LABOメンバー全員参加の合宿(と称したキャンプ)でつくったピザ。見たまんまの真っ黒を生み出しているのはイカスミです。ドラム缶でつくった窯で焼くアウトドアなピザは、とにかくインパクト重視!のはずでしたが、これがめちゃくちゃウマかった。

色味も風味も残したい、
だからイカスミは“あとのせ”です。

とにかく真っ黒のピザをつくろう。スタートはそんな思いつきから。そうなると、やっぱりイカスミだよねってことで、用意したのが市販のパスタ用イカスミソースです。あらかじめにんにく、玉ねぎ、完熟トマトで味のベースがととのえられているから、うまみもコクも十分(もちろん火も通っている)なんですよね。しかも、レトルトパウチで持ち運びも湯せんもラクラク。

まずはピザ生地にモッツァレラチーズだけをのせて素焼き状態に。これだけでもおいしそうに思えてしまうのが野外料理のいいところ。

ですが、ここからが本番。温めておいたイカスミソースの登場です。これをたっぷりと焼きたてのピザの上からかけて真っ黒にしていくわけです。

いわゆるピザの要領で先にソースを敷いて、そこにチーズや具材を乗せて焼いてもいいんだけど、イカスミは火を通しすぎると、せっかくの墨汁のような色も風味も吹っ飛んでしまいます。それに焼き上がりの見た目もよろしくありません。だから、イカスミは断然“あとのせ”がおすすめ。

味のイメージが容易につくように、どんなトッピングでも好相性なイカスミピザ。ミニトマトにバジルやイタパセは鉄板、ムール貝やエビなどシーフードで豪華なアレンジも◎。ちょっと変化球を狙うなら、エディブルフラワーなんてどうでしょう。

ポイントはトッピングにこだわりすぎないことかな。チーズが固まらないうちにいただきましょう!気の合う仲間とのキャンプめし、となればお歯黒だって思いっきり楽しまなきゃ。 

最後になりましたが、肝心のその味わいを。手前味噌ですけど、やっぱこう。

La Fine Del Mondo!(もう、死んでもいい!)

人生の楽しみ方を知るイタリア人になりきって、こう叫びたくなりますよ。

Photo by Mami Higuchi(TABI LABO), Yuki Aihara(TABI LABO)
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。