大阪観光は「手ぶら」で。スマートロッカーが叶える「手ぶら旅」のススメ
旅の醍醐味は、知らない街を歩く高揚感と、そこでしか出会えない景色や体験との一期一会。しかし、重い荷物に悩まされ、せっかくの旅の思い出が台無し……なんて経験はないだろうか。
そんなときの救世主となるサービスが、今月から大阪で始まる。なんでも、スマートロッカーから宿泊先のホテルへ、手荷物を当日配送してくれるというのだ。
大阪市内160ヵ所のホテルに当日配送!
その仕組みとは
「株式会社SPACER」が提供するこのサービスは、「近畿日本鉄道株式会社」の近鉄日本橋駅と、Osaka Metroの御堂筋線新大阪駅の2つ。
近鉄日本橋駅では「pikuraku PORTER(ピクラクポーター)」、新大阪駅と本町駅では「KoKoHub(ココハブ)」というサービス名で、それぞれ午後2時までに預ければ、大阪市内約160ヵ所の提携ホテルへ当日中に荷物を届けてくれる。
料金はロッカーのサイズで決まり、小扉1,900円、中扉2,300円、大扉2,800円と、個数ではなくサイズで設定されているのも嬉しいポイントだ。
旅のスタイルを変える「手ぶら観光」
このサービスは、インバウンド需要回復や来年の大阪・関西万博開催に向けた観光客増加を見据え、観光客がより快適に大阪観光を楽しめる環境作りを推進する狙いがあるという。
今まで大きな荷物を抱えての移動は、目的地までの道のりさえ億劫にしていた。しかし、「手ぶら観光」という選択肢が増えることで、行動範囲は格段に広がるだろう。たとえば、大阪に着いてすぐ話題のカフェに立ち寄ったり、急に予定を変更して話題のテーマパークに足を運んだり……なんてことも可能になる。
近年、旅行のトレンドは「モノ消費」から「コト消費」へと変化している。観光地を巡るだけでなく、その土地ならではの体験やアクティビティを楽しむことが重視されるようになった。身軽に、そしてアクティブに旅を楽しむために「手ぶら観光」は、これからの新しい旅のスタイルとして、ますます注目を集めていくだろう。
『pikuraku PORTER(ピクラクポーター)』
【サービス開始日】2024年12月4日(水)
【受付時間】午後2時までにスマートロッカーへ預けた荷物を当日中にお届け
【対象ロッカー】近鉄日本橋駅 ※今後拡大予定
【対象ホテル】大阪市内約160ヵ所
【利用料金】小扉:1,900 中扉:2,300円 大扉:2,800円
※ロッカーに入るサイズであれば、何個送っても料金は一律
【対応言語】日本語、英語、中国語(簡体語、繁体語)、韓国語
『KoKoHub(ココハブ)by Osaka Metro』
【サービス開始日】2024年12月13日(金)
【受付時間】午後2時までにスマートロッカーへ預けた荷物を当日中にお届け
【対象ロッカー】御堂筋線新大阪駅、御堂筋線本町駅 ※今後拡大予定
【対象ホテル】大阪市内約160ヵ所
小扉:1,900 中扉:2,300円 大扉:2,800円
※ロッカーに入るサイズであれば、何個送っても料金は一律
【対応言語】日本語、英語、中国語(簡体語、繁体語)、韓国語