たった1枚の板なんだけど、スマート家具としては最先端。

アメリカに住んでいたときに、ずっと思っていたことがある。彼らって、新しいテクノロジーを使った製品を開発するのはピカイチだけど、デザインにおいて「調和」という概念があんまりない。

こんなことが頭の片隅に残っていたから、海外メディアで「mui」が紹介されていたときには、思わず目が止まってしまった。だって、どんな部屋にあったとしても、違和感を覚えることがなさそうだから。

でも、調べてみると、京都とボストンに拠点を置いている企業のプロダクトだと分かった。日本のお家芸とアメリカのテクノロジーが融合すると、こうなるようだ。

さりげなく活躍してくれる
スマートデバイス

パッと見た印象は、たった1枚の板。だから、どんな部屋にでも馴染んでくれる。

だけど、天気や時刻、メッセージをお知らせしてくれたり、エアコンや電気の明るさを調節できたりと、いろいろなテクノロジーが詰め込まれているんだとか。

自分の部屋に置いておけば、気温を知れるから、どんな洋服を着ていくのかを決めるときにも役立つ予感。玄関にあったら、天気が分かるから、傘を忘れるなんてこともなくなるかも。

部屋にあっても主張しすぎず、ありのままで。だけど、僕たちの生活をより良くするために、さりげなく活躍してくれる。そう、“無為自然”な感じで。だからこそ、「mui」なんだとか。

今は、音声認識のテクノロジーを組み込むために改良をかさねているそう。日本で買える日も、遠くないかも。

Licensed material used with permission by mui Lab株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。