梅酒の奥深さにどっぷり浸る。体験型スポット「梅酒おたのしみ処 うめ子」オープン

梅酒といえば、甘くてフルーティーな味わいが魅力のお酒。梅の品種や砂糖の種類、熟成方法によって、香りも味わいも全く異なるお酒になるという。

昨年12月、そんな梅酒の奥深さを体感できる、新しいスポット「梅酒おたのしみ処 うめ子」が和歌山県田辺市に登場した。

「梅酒の聖地」が仕掛ける、新体験スポット

梅の産地として知られる、和歌山県田辺市。「梅酒おたのしみ処 うめ子」は、「梅酒ツーリズム事業実行委員会」が手掛ける新スポットだ。

同委員会は、2023年に「田辺市紀州梅酒による乾杯及び梅干しの普及に関する条例(通称:梅酒で乾杯条例)」制定10周年を記念して、設立。「梅酒を切り口に、田辺市の認知度向上や観光振興による地域活性化」を目指し、これまでも「梅酒テラス」「クラフト梅酒飲み歩き」「梅酒フェス」など、数々のユニークな企画を実施してきた。

そして今回、梅酒の魅力をより深く、多角的に伝える拠点として「梅酒おたのしみ処 うめ子」をオープンするに至った。"梅酒の事をもっと知ってもらって、梅酒のいろいろな側面を好きになってもらいたい"という思いから生まれたこのスポット。JR紀伊田辺駅から徒歩1分という好立地も魅力だ。

©梅酒ツーリズム事業実行委員会

100種類以上の梅酒が織りなす
五感で楽しむ「梅酒体験」

最大の特徴は、常時100種類以上の和歌山県産梅酒を提供している点だろうか。定番の梅酒はもちろん、桃や柚子、しそや紅茶など、さまざまな素材とブレンドした個性豊かな梅酒も楽しめるという。

そこには、「梅酒は甘い」という固定概念を覆す、想像を超える梅酒との出会いが待っているだろう。

なかでもオススメされているのは、100種類以上の梅酒から厳選した3種類を飲み比べできるメニュー。味の違いはもちろん、色や香り、口当たりなど五感を研ぎ澄ませて梅酒の奥深さを体感できる。同じ梅酒でも、使う素材や製法によって、こんなにも味わいが変わるのかと驚くはず。

©梅酒ツーリズム事業実行委員会

自分だけの梅酒作りに挑戦
世界にひとつだけの味を

同店では、梅酒の飲み比べだけでなく、自分だけのオリジナル梅酒作りも体験できる。田辺産の梅、ベースとなるお酒、砂糖を自由に組み合わせて作る「マイ梅酒」は、世界にひとつだけの特別な一品になるに違いない。

さらに、お酒を飲まない人向けにも、ノンアルコールのオリジナル梅ドリンクも用意。お酒が苦手な人も、梅酒の世界を気軽に楽しむことができる。

©梅酒ツーリズム事業実行委員会

「梅酒おたのしみ処 うめ子」があるのは、和歌山県随一の飲食店街「味光路(あじこうじ)」のすぐそば。

田辺市の「梅酒で乾杯条例」にならい、乾杯したあとは同飲食店街で和歌山の豊かな食文化に触れてみていただきたい。モチガツオなど新鮮な魚介類や、各店舗こだわりの一品、そして飲食店が独自のレシピで漬けた「クラフト梅酒」もおすすめだ。

梅酒をきっかけに、街歩きや新たな食との出会いを楽しむのはいかがだろうか。

梅酒おたのしみ処 うめ子

【アクセス】和歌山県田辺市湊14-6

【営業時間】13時00分~19時00分 月・火曜日定休

【電話番号】0739-22-2180

【メニュー】梅酒3種飲み比べ   880円~

     オリジナル梅ドリンク 300円~
     梅酒づくり      1,980円~

【公式HP】https://www.tb-kumano.jp/umeshu-tourism/index/

Top image: © 梅酒ツーリズム事業実行委員会
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。