カンロ「小さな缶キャンディ」、今度はマスコットで“大人心”を刺激
可愛らしいお菓子のパッケージやミニチュアがブームになっている昨今。昔懐かしいあの頃を思い出すお菓子が、ミニチュアになって登場したら手に取ってみたくなる人は多いのではないだろうか。
2025年3月17日より、東急プラザ原宿「ハラカド」3Fにある「カンロひとつぶ研究所」にて、カプセルトイ「ヒトツブカンロ 小さな缶キャンディマスコット」が発売された。
ミニチュアブーム到来
「小さな缶キャンディ」がカプセルトイに
今回マスコットになって登場するのは、「ヒトツブカンロ」で大人気の「小さな缶キャンディ」シリーズ。「縁起缶キャンディ(招き猫・鶴・鯛)」「フルーティアロマのど飴(パンダ・ハラジュクグレープ)」「アリガトウの小さな缶 グレープ」の全6種類がラインナップする。
小さな缶の中には飴まで再現されており、さらに、缶を入れることができる「ヒトツブカンロ」のオリジナルショッパーも付属。思わず誰かにプレゼントしたくなる、大人心をくすぐる可愛らしさが魅力だ。

ターゲットは“あの頃”の私たち
カンロの戦略を読み解く
今回のカプセルトイ化は、幅広い世代への認知拡大と、かつての顧客の再獲得を狙った戦略だと考えられる。
「ヒトツブカンロ」は、カンロが創業100周年を迎えた2012年にJR東京駅でオープンしたキャンディショップ。「ヒトからヒトへ つながるヒトツブ」をコンセプトに、見た目や味だけでなく、咀嚼音のASMRを楽しめる「グミッツェル」など、従来の枠にとらわれない商品展開で人気を集めている。
近年では、2024年に次世代食感グミ「グミッツェル」やマシュマロ「mofuwa(モフワ)」などの人気商品をマスコットにしたカプセルトイを発売。そして第二弾として、誰もが知るロングセラー商品である「小さな缶キャンディ」をミニチュア化することで、子どもの頃に親しんだ大人世代の郷愁を誘い、購買意欲を刺激している。
ミニチュアで見えてくる「エモさ」
現代における懐かしさの価値
近年、昭和レトロブームや、ミニチュアアイテムの人気が再燃している。平成レトロという言葉も聞かれるようになり、現代において“懐かしさ”は、ある種のエモーションを呼び起こす価値を持つようになったと言えるのではないだろうか。
今回のカプセルトイは、単にかわいいだけでなく、子どもの頃の思い出や、誰かと分かち合った温かい記憶を呼び起こしてくれる。それは、目まぐるしく変化する現代社会において、多くの人々が求めているものなのかもしれない。
カンロの「小さな缶キャンディマスコット」は、私たちに「懐かしさ」と「ときめき」を与えてくれるだけでなく、現代社会における「エモ消費」の象徴と言えそうだ。

『ヒトツブカンロ小さな缶キャンディマスコット(全6種)』
【発売日】
2025年3月3週目より順次発売予定
東急プラザ原宿「ハラカド」3Fの「カンロひとつぶ研究所」では2025年3月17日より発売
【価格】
1回500円(税込)
【販売エリア】
東急プラザ原宿「ハラカド」3Fの「カンロひとつぶ研究所」
全国のドリームカプセル直営店舗
(店舗一覧:https://www.dreamcapsule.co.jp/shoplist)
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