パリの日常をのぞける「大人の塗り絵」がかわいすぎる

最高の暇つぶし。

……ができるだけじゃなくて、ストレス解消になったり、自律神経が整ったりと、心と体にいい効果をもたらしてくれるんだと聞けば、試さないわけにはいかない。

それが、「大人の塗り絵」だ。

大人の塗り絵には、子どもたちが楽しむ塗り絵よりも「下絵」が複雑で繊細なものが多く、テーマも「建築」や「浮世絵」、「ホラー」など大人がより楽しめるラインナップが揃っていて、子どもの頃には気づかなかった塗り絵の面白さを発見することができるらしい。

そんなワケで今回も、おすすめの大人の塗り絵をご紹介。

二冊目のテーマは、「パリの日常」。

パリジェンヌの日常って
こんなにかわいいのか

©iStock.com/Anna Erastova, 2020 NEW STANDARD

「色のないモノトーンのパリに、あなたが息を吹き込んでくれませんか?」

……といったような語りから始まるこの塗り絵は、パリのファッションやライフスタイルの中にあるモチーフが下絵になっているのだけど、とにかくセレクトがどれもかわいくて、パリで自ら雑貨ブランドを展開している著者の塗り絵だけあるなぁという感じ。

下絵の線が他の塗り絵本と比べてラフなのも、デザイン画のようでかっこいい。

普通の塗り絵本では出会えないような独特のモチーフがたくさん出てくるのもグッとくる(例えばブラとパンツの塗り絵とか、香水瓶とかクラシックカーとか)。

美しい建物の脇のおしゃれな通りを散歩して、アンティークショップで掘り出し物を探したり、街角のビストロで休憩したり、テラスから夕暮れ時のエッフェル塔を眺めたり……塗り絵に没頭しながらパリジェンヌの日常を擬似体験できる一冊。

©iStock.com/Anna Erastova, 2020 NEW STANDARD
『パリの小さな秘密』(ゾエ・ドゥ・ラス・カズ 著、ポプラ社)
Top image: © iStock.com/Anna Erastova, 2020 NEW STANDARD
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。