いつの間にか使う“ラテマネー”、月平均は13,572円。AI家計簿ワンバンクが調査結果を発表
AI家計簿アプリ「ワンバンク」を提供するスマートバンクが、「ラテマネーに関する調査」の結果を発表した。
「ワンバンク」のユーザー218人を対象に実施されたこの調査は、日々の何気ない少額の出費が積み重なる“ラテマネー”の実態を明らかにすることを目的としている。
年間で16万円を超える無意識の出費
調査によると、一人あたりのラテマネーは1ヶ月で平均13,572円、年間に換算すると162,864円に上ることが明らかになった。
男女別に見ると、女性の月平均は14,202円で、男性の12,762円と比較して1.1倍高い結果に。
さらに女性を婚姻状況別で見ると、未婚女性の月平均は14,350円で、既婚女性の12,645円を上回ったという。
家計簿アプリの利用者のうち、約半数(48.7%)がアプリの利用をきっかけに自身のラテマネーの存在に気づいたと回答しており、支出の可視化が節約意識につながる可能性が示唆された。


男女で異なる消費行動
ラテマネーにつながる消費行動を尋ねたところ、男女間で顕著な差が見られた。
最も差が大きかったのは「飲み物や細かな出費(自動販売機・駅売店・ATM手数料など)」で、男性が40.7%だったのに対し、女性は10.6%と30.0ポイントの差。
次いで「暇つぶしや小物の衝動買い(100円均一・雑貨など)」が男性30.5%、女性21.3%、「ゲーム課金やセール購入」が男性16.9%、女性12.8%と続き、いずれも男性の方が高い割合を示した。

6割以上が気づきをきっかけに行動変容
自身のラテマネーに気づいたユーザーのうち、61.8%が「日々の生活や行動習慣が変化した(とても変わった・やや変わった)」と回答。
無意識の支出を把握することが、具体的な行動変容を促す重要なステップとなることがうかがえる。
この結果は、日々の小さな無駄遣いを見直すことの重要性を改めて示すものと言えそうだ。

■ 調査概要
調査名 :ラテマネーに関する調査
調査期間 :2025年9月8日(月)〜2025年9月15日(月)
調査対象 :「ワンバンク」ユーザー218人
調査方法 :「ワンバンク」ユーザー向けWEBアンケート
調査主体 :株式会社スマートバンク
留意事項 :小数点第二位以下四捨五入






