白衣に個性を。ツートンカラーの白衣を手がける医療服ブランド「iukah」

「個性の要らないアパレル」とされてきた医療服の常識に一石を投じる、新たなブランドが誕生した。

株式会社BOZが立ち上げた医療服ブランド『iukah（イウカ）』は、白衣を“自己表現の手段”と再定義し、医療現場のQOLを高めることを目指すという。

第一弾として、ユニセックスの白衣が2025年9月28日から販売開始される。

『iukah』の白衣は、業界初を謳うツートンカラーのデザインが最大の特徴。
真っ白な生地に淡いベージュを重ねることで、清潔感に凛とした気配を与え、纏う人の

存在感を際立たせることを意図している。

これまで「清潔感」や「均一性」が重視されてきた医療服に対し、「個性」と「機能美」を提案することで、画一的に見えがちな医療従事者のスタイルを通じて、患者との信頼関係や親しみを育むきっかけになることを目指しているという。

デザイン性だけでなく、医療現場で求められる機能性や快適性も追求されている。

動きに合わせて伸縮するストレッチ素材が、長時間の着用でも快適さを維持。裾まわりの段差をなくす丁寧な縫製は、スムーズな動きをサポートするという。

また、胸元とパッチポケットにはインク汚れが付きにくい特殊素材を採用。

さらに、ポケットの内側にはマイクロファイバーが配され、スマートフォンなどを入れるたびに自然と表面が拭き取られるという、さりげない工夫も施されているとのこと。

この新しい白衣は、9月28日からiukah公式オンラインストアで販売が開始される。

これまで画一的とされてきた医療現場のユニフォームに、「自己表現」という価値観をもたらすこの試み。

医療従事者の働く環境を、内面から豊かに変えていく一着となるかもしれない。