ロッテ調査でチョコ愛好度1位は東京、幸福度との関連も判明。午前中や夕食後の喫食が鍵か

株式会社ロッテは、全国の20代から60代の男女4,700名を対象に実施した「全国チョコレート調査2025」の結果を発表。

この調査は、各都道府県ごとのチョコレートへの愛着や楽しみ方の違いを分析し、幸福度との関連性を探る目的で行われた。

調査結果によると、チョコレート愛好度が最も高かったのは東京都で、次いで長野県、北海道という順になった。

幸福度が高い地域に見られる共通の楽しみ方

今回の調査で注目されたのは、チョコレート愛好度と幸福度の関係性だという。

幸福度ランキングの上位20都道府県のうち13地域が、チョコレート愛好度でもトップ20にランクインしていたとのこと。明確な因果関係までは断定できないものの、両者に一定の相関がある可能性が示唆された。

特に幸福度が高い地域では、「夕食後」や仕事・家事などの「労働後」にチョコレートを食べる傾向が見られたそうだ。

また、夫婦間でチョコレートを分け合う「シェア行動」も活発であり、これがコミュニケーションのきっかけとなり、心の充足感につながっているのかもしれない。

一方で、幸福度が低いとされる地域では、こうしたシーンでの喫食やシェアが全国平均を下回る傾向にあったという。

全国チョコレート愛好度 第1位は東京都、第2位は長野県、第3位は北海道

© 株式会社ロッテ
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幸せを感じやすい県は、チョコレート愛も強い?
幸福度が高い20県のうち13県で、チョコ愛好度も上位に位置

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午前中の摂取が幸福度アップの鍵となる可能性

食べるタイミングに関しても興味深いデータが得られている。

幸福度が高い人はそうでない人に比べ、「午前中の休憩時間」にチョコレートを食べる割合が高かったとのこと。

朝の活動中に適度な休息と糖分補給を取り入れることが、リフレッシュや気分転換となり、結果として一日の充実感や幸福感に寄与している可能性があるようだ。

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日常生活に欠かせない存在としてのチョコレート

さらに、嗜好品の中で「なくてはならないもの」を問う設問では、コーヒー・紅茶に次いでチョコレートが2位に選ばれたそう。

約半数の人がチョコレートを生活必需品のように捉えており、単なるお菓子以上の存在として日常に根付いている様子がうかがえる。

ロッテはこれまでもチョコレートの喫食と幸福度に関する調査を行っており、今回の結果は過去の知見を裏付けるものとなったようだ。

「味わう」「ひと息つく」「誰かと分け合う」といった行為が、味覚だけでなく精神的な満足感をもたらす可能性を示している。同社は今後も、チョコレートを通じた幸福感の創出に向けた研究や取り組みを進めていく方針だという。

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