地球外生命が存在する可能性が高い7つの惑星。天文学者が注目するワケ

「宇宙人は、本当にいるのか?」。そんな問いが、少しずつ現実の研究テーマになっている。地球から約4光年先には、片側がずっと昼、反対側がずっと夜かもしれない惑星もあるという。いま天文学者たちが考えているのは、「いるかどうか」だけではない。「いるなら、どこを探すか」だ。

40光年先に並ぶ、4つの「生命候補」

地球から約40光年離れた恒星「TRAPPIST-1」。その周囲には、地球とほぼ同じ大きさの惑星が7つも並んでいる。

天文学者でコーネル大学カール・セーガン研究所所長のリサ・カルテネッガーが、とくに注目するのが「e、f、g、h」の4惑星だ。eとfは、恒星から受け取る熱の条件が比較的よく、gは少し寒め。hはさらに寒い可能性があるという。

もちろん、そこに海や森があるとわかったわけではない。それでも、ひとつの恒星のまわりに「生命を探してみたい世界」がいくつも存在している。夜空の一点に見える場所にも、いくつもの“別の地球候補”が隠れているのかもしれない。

たった4光年先には、「永遠の夜」があるかも

もっと近い場所にも候補はある。地球から約4光年先にある「プロキシマ・ケンタウリb」だ。宇宙のスケールで考えれば、ほとんど“ご近所”といっていい。この惑星は、わずか11日ほどで恒星の周囲を一周する。そして、常に同じ面を恒星へ向けている可能性があるという。

もしそうなら、片側には昼が続き、その反対側には太陽の昇らない「永遠の夜」が広がることになる。

毎日、朝が来て夜になる地球とはまるで違う世界だ。SFの中でしか見たことのないような景色が、宇宙的にはすぐ近くに存在しているかもしれない。

「地球みたいな星」は、珍しくない?

さらに遠く、約1200光年先には「Kepler-62e」と「Kepler-62f」がある。この2つの岩石惑星の発見は、「地球のような温暖な世界は、本当に宇宙にあるのか」という問いを一気に現実へ近づけた。

カルテネッガーはその発見について、宇宙の生命を探す研究が「遠い未来の話」から「いま必要な研究」へ変わった瞬間だったと振り返っている。そして現在、生命に適した距離を回る岩石惑星は、宇宙に何十億個も存在する可能性があるという。

だとしたら、「生命がいる星」は特別な例外ではないのかもしれない。

今夜、空を見上げたとき。そこに浮かぶ無数の光が、ただの“点”には見えなくなるかも。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。