NASAがついに発見!?「生命が存在するかもしれない」惑星があるらしい

やはり、地球外生命体はいるかもしれない……。

「NASA」が地球から120光年ほど離れた巨大な系外惑星に、生命の痕跡が残されている可能性があると発表した。

「K2-18 b」と名付けられたその惑星は、ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)と呼ばれる領域に位置している。このエリアの惑星は、大気中に豊富な水素が含まれており、さらにその下は海で覆われているらしい。

つまりこれは、“水の惑星”ということだ。

そして先日、新型のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が「硫化ジメチル(DMS)」を検出した可能性があると発表され、生命の存在への期待がさらに高まっている。

DMSは、地球上では生命(海洋性の植物プランクトン)からしか排出されない分子であり、遠い惑星からこれが検出されたのは初だという。

K2-18 bが発見されたのはNASAの「K2」ミッションの最中、2015年のこと。望遠鏡の精度が向上して分析が進んだことで、今回の重大な発表に至ったわけだ。

ただし、この検出は予備的なものであり、確証を得るためにはさらなる検証が必要とのこと。また、生存可能惑星の可能性が示されたのも今回が初ではない。

それでも、地球のシンボルである性質=「水が豊富」という共通点、そして初となる「DMSの検出」から、非常に可能性を感じさせる結果と言える。

120光年──光ですら120年間かかる距離ではあるが、同じ宇宙に我々以外の生命が存在していると考えるだけでワクワクしてくる。

今後も目が離せない!

Top image: © NASA
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。