AIが「宇宙人発見」の研究を加速させるかもしれない。

ChatGPTやStable DiffusionなどのAIは、研究者や科学者たちの役にも立っているようだ。天文学に特化した科学雑誌『Nature Astronomy』に、AIを駆使して地球外の知的生命体を発見しようと試みる旨が記載された論文が公開された。

研究者たちは、AIに電波望遠鏡のデータから自然現象では発生しないような信号「テクノシグネチャー」を探すようにインプット。そして、AIに過去のデータを渡したところ、これまでのアルゴリズムでは見逃していた8つの信号を見つけたようだ。

しかし、これらの信号を再観測してみたものの、改めて発見することはできなかったとのこと。研究者たちは、8つの信号は電話やWi-Fi、人工衛星などによる電波干渉だと予測している。

今回はテクノシグネチャー(地球外にある技術文明の存在の根拠)を見つけられなかったが、AIがこれまで見落としていた信号に目をつけたとなると、今後、新たな発見の手助けをしてくれることになることは間違い無いだろう。

AI分野が飛躍的な技術革新を遂げていることを考えると、これらの研究分野の進展も加速していくことになりそうだ。

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