核兵器の24倍のエネルギーをもつ小惑星が、将来地球に衝突する可能性

最新の報告によると、NASAが25年近く追跡してきた小惑星が、将来、地球に衝突する可能性があることが明らかになった。

この小惑星は「ベンヌ」と呼ばれ、1999年に発見された地球に近い小惑星である。

科学者たちの研究によると、ベンヌはこれまでに1999年、2005年、2011年と6年周期で地球に接近しており、2182年までに地球に衝突する可能性は2700分の1、つまり0.037%の確率だという。

じつはNASA、2020年10月に行われた「OSIRIS-RExミッション」でベンヌのサンプルを採取し、地球に持ち帰ってきた。これは、初めて小惑星のサンプルが地球に到着した瞬間だった。

『ABC News』の専門家は、このミッションが私たちの太陽系の起源についての知識を大きく変えうることを示唆。

採取されたサンプルは初期の太陽系の秘密を明らかにし、汚染されていない純粋な物質であるため、生物分子や生命の前駆体となる分子を発見できるかもしれないとのこと。

しかし喜べるのも束の間、もしベンヌが地球に衝突するとなれば、1200メガトンのエネルギーが放出されるそう。これは人工の核兵器の24倍に相当するエネルギーに換算される……。

まだまだ先の話だと安心せず、早急に検討する必要がありそうだ。

「ベンヌ」のサンプルによる知見や技術も、将来ベンヌが地球に衝突してしまえばすべて宇宙の藻屑になってしまう。

地球の中だけで既に多くの問題が山積みですが、外からの危険も常に警戒・準備しておきたいですね。

ん〜、大変!

Top image: © NASA
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。