「八方尾根スキー場」に導入された「地球に優しいリフト」
1998年に開催された冬季の「長野オリンピック」の会場として知られ、国内最大級の広さを誇る国際山岳リゾート「白馬八方尾根スキー場」のリフトに、「エネット」が提供する再エネ調達やCO2排出量の低減を実現するサービス「EnneGreen」の導入が決定した。
これにより、CO2排出量ゼロ、かつ再生可能エネルギー100%の電気で運行する「地球に優しいリフト」が誕生。
該当するのは、同スキー場に存在する計20基のリフトのうち、約半数に相当する9基。今月1日より稼働を開始しているそうだ。
「八方尾根スキー場」によれば、スキーリフトのみならず、今後は八方温泉、レストランなどにおいても再生可能エネルギー由来の電力への切り替えを実施していくとのこと。
深刻化する地球温暖化によって、スキーの名所でもかつてのようなパウダースノーが楽しみづらくなったなかで、この取り組みが環境と観光にポジティブに働くことに期待だ。
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