さぁ、世界がつながった。英語学習の新しいトレンドと未来
かつて無限のように広かった世界は、とても身近になった。LCC(格安航空会社)で飛べば安価にどこの国にでも行けるようになったし、AirBnBのようなシェアサービスを駆使すれば滞在費もそんなにかからない。そういう時代に、人々の最大の課題はコミュニケーションだ。
いま最も大切なのは、当たり前だけど英語を話せるようになることだ。どこの国に行っても、英語で話す人がものすごい勢いで増えている。以前は「英語が通じない」などと言われていたフランスやスペインやイタリアだって、観光客との会話はたいてい英語だ。グローバルな世界で、英語が標準語になったのだ。
だから私たちは、英語を学ばなければならない。幸運なことに、いまは英語をかんたんに、しかも安価に学べる方法がたくさん現れている。自分に合った最適なメソッドで、英語を身につけよう。
そしてずっと先の未来には、英語なんか必要がない時代もやってくるだろう。さまざまな企業や研究機関が、自動翻訳のテクノロジーを必死で研究している。まだ精度は低くて実用的じゃないけれど、いつかは自分がしゃべった言葉が、リアルタイムに翻訳されて目の前の外国人に伝えてくれるテクノロジーがやってくるはずだ。
さらにその先には、ことばに頼らないコミュニケーションの世界も拓かれている。わざわざことばに出さなくたって、テレパシーのように相手に思いや考えが伝わる。そういう技術もいずれはやってくる。
世界のすみずみまでがつながって、人類未到のフロンティアはなくなった。どこにでも旅し、どこにでもつながり、そして相互に共鳴しあう。世界はそういうコミュニケーションの時代に入っているのだ。