超ハイスペックな「旅行用ネームタグ」が登場!盗難や紛失時も安心!?

あっては困る旅行中の盗難や紛失。とくに旅行カバンがなくなっては、旅そのものを楽しむどころではありません。
そんな、旅行中のトラブルを解決する次世代アイテムが、デンマークで開発されました。スマホと連動して、旅行カバンの持ち主の情報をQRコードで管理する、荷物タグの「Tagonce」。

224108ff3199e8bee3d88af6fdfe2aac_original

スクリーンショット 2015-08-15 13.02.03

965eb4287685b2bf985827943119fe9b_original

例えば、旅行に出かける前パッキングの段階で、TagonceのQRコードをスキャンして、スマホから自分のパーソナルデータを登録します。名前、住所、電話番号、さらには、便名や目的地、宿泊先の情報まで登録が可能。つまり、空港のチェックインカウンターで必要な情報を書き込んでカバンに付ける、あのネームタグを、スマホで管理できるというもの。
ここまでは、ただの個人管理用のタグ。でも、Tagonceの真の目的は、不運にもあなたがカバンを紛失してしまったときに効果を発揮するためにあるのです。

208adc32395591e1f3b54d6c64a6e70c_original
じつはこのQRコード、スマホユーザーであれば読み取るだけで、どんなデバイスを使っていても、旅行カバンの持ち主と拾得者が連絡が取り合えるよう、メッセージフォームが開く設定がされています。カバンの所有者の住所や電話番号など、個人情報を通知設定(選択可能)にしていなくても、カバンの所在を持ち主に知らせることができるのです。
メッセージフォームからメールを送ることに抵抗がある場合を考慮して、誰かがQRコードを読み取ってくれるだけで、その通知が持ち主のスマホに送信され、カバンの現在地がGoogleマップ上で検知できるそう。紛失したカバンが見つかるには、「誰かの善意が必要」というところは、否めませんが…。

23ae49fc760e829aecef56f9e58f04b2_original

このスマートタグがいかにして誕生したか。開発者で「Tagonce」CEOのBrian Høj Andersen氏の発想は、あのイライラ解消から端を発していたようです。

「じつは、私と妻は何度もチェックインカウンターの前で、あのネームタグを書く煩わしさに悩んでいました。未だに手書きなんて現代っぽくないのに、代替品がひとつもなかった。だったら、製作すればいい、という単純なひらめきからこのアイテムが生まれたのです」

ed71be16db19fcf5f91c1fab96e2e0b0_original

現在、クラウドファウンディング「KICKSTARTER」にて出資者を募集中のこの製品。商品化が決まれば、価格はおよそ10ドルを予定しているそうです。

Licensed material used with permission by Tagonce

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。