生意気な後輩に対する、10の対処法と接し方
人間長く生きていればさまざまなタイプの人間と出会います。職場や学校でミスや失敗を犯しても反省の色もなく、当の本人はどこ吹く風・・・。そんな生意気な後輩の指導をしないといけない立場であれば、その対応に頭を悩ませることも少なくありません。そこで、この避けては通れない問題に立ち向かうべく、生意気な後輩に対する10の対処法と接し方を学びうまくピンチを切り抜けてみませんか?
01.
論理的に協力するメリットを伝える
生意気な人には、「他人をなめる」といった特徴があります。甘い対応では相手が勘違いから付け上がり、思わぬ問題へと発展します。できれば生意気な態度を感じた最初の段階で、いけないことはいけないとハッキリと言葉で注意することが大切です。個人の生意気な態度や自分勝手な行動は、チームや組織内での不調和を生じさせるばかりです。チームや組織全体にデメリットを被ることを論理的に伝え理解させましょう。それぞれの立場を理解し協力し合うことで、メリットを最大限に活かせチームや組織内がうまく回っていくでしょう。
02.
上から目線の場合は、相手にしない
後輩が上から目線だったり生意気な態度を取ってきた場合には、相手の態度に屈せず要求に応じない、一切相手にしないことが重要です。毅然とした態度を取ることで、相手に気づかせ問題となる態度を改めさせましょう。
03.
冷静に問題点となっている事柄を伝える
自分に非があるとわかっていても、間違いを真っ向から指摘されれば誰でも素直になれないこともあります。後輩が生意気な態度を取るのは、もしかしたらあなたへの反抗心の表れであり、ただ意気地になって素直になれないだけかも知れません。感情的にならないよう問題となっている事柄を冷静に伝えることで、後輩も心を開き、あなたの言葉を聞き入れてくれるかも知れません。
04.
後輩には後輩なりの事情が!?話に耳を傾けてみる
後輩があなたに反発するような態度を取るのは、もしかしたら後輩は後輩なりの事情があるのかも知れません。相手に自分の話を聞いてもらいたいのであれば、一方的にこちらの指示をするのではなく、まずは後輩の話にもじっくりと耳を傾ける必要があるのかも知れませんね。
05.
他人の痛みを体験させ、わからせる
人間は、自分自身が他人から傷つけられることには敏感でも、案外自分が他人を傷つけていることには鈍感です。もしかしたら、後輩は知らずしらずのうちに無意識に生意気な態度を取っているのかも知れません。それを本人に知らしめるためにも、同じ気持ちを体験させ、相手の立場に立って物事を考える機会を与えてみましょう。
06.
褒めて、褒めて、褒めまくる
誰しも命令されると素直に従えないもの。この際、生意気な態度を取る後輩に対して、百歩譲って相手を立てその気にさせてみる。自分に絶対的信頼を置いてくれる相手に対して誠意を尽くそうとするのが人間の心理であり本質です。後輩はあなたの期待に応えるべく「いい人」を演じようとします。相手を褒めて育てることで、こちらの思惑通りに仕向けていきましょう。
07.
3人集まれば文殊の知恵!?周りの人に協力を求める
生意気な手強い相手にたった1人で立ち向かうには限界があります。3人集まれば文殊の知恵という言葉があるように、1人では無理でもチームや組織内の周りの人に相談し連携することで問題は解決への方向へ向かっていくかも知れませんね。
08.
自分を見つめ直し、後輩に尊敬される実績を残す
後輩が生意気な言動をする場合、指導する立場としてなめられる要素、原因が自分自身にないか自分を見つめ直してみるのもよいでしょう。仕事で実績を残し、後輩からも一目置かれ尊敬されるような存在を目指しましょう。
09.
「小さな秘密」を共有し連帯感を持たせる
親密な関わりを持つために、就業時間外に食事や飲みに誘ってみる。同じ釜の飯を食らい後輩に仲間としての認識を持たせる。お酒の力を借りて、プライベートの話をして「小さな秘密」を共有することにより連帯感が生まれ仲間意識が芽生え、後輩が生意気な態度が取れないような環境づくりを目指しましょう。
10.
必要最低限の関わりで、互いに適度な距離を保つ
暖簾に腕押し、何を言っても伝わらない場合の最後の手段。早く言えば無視。業務に支障が出ない程度に、必要最低限のコミュニケーションで極力関わりを持たないようにする。そうすることで互いにイライラせず、無意味な争いや衝突を回避することができるでしょう。
いつの時代でも人間関係は頭を悩ませます。特に、職場や学校においての人間関係の問題は避けては通れないものです。生意気な後輩への対処法、接し方を知りうまく立ち回ることでチームや組織内の人間関係がうまくいくといいですよね。