セックスが怖いと感じているときに試したい7つの対処法
過去のトラウマが忘れられない、痛い思いをしたくない、妊娠したらどうしよう…など「セックスが怖くてできない」という悩みは、独身既婚を問わずによく聞かれます。
「こんなことを思うのは自分だけじゃないかな」と悩んでいる人は、どうぞ安心してください。特に女性にとってセックスは、体だけでなく心の準備も整って初めて受け入れられる行為。
彼のことが好きならできるはず、といった簡単なものではありません。どうしたらあなたの恐怖心を取り払うことができるのでしょうか。一緒に考えてゆきましょう。
1.怖い気持ちを、彼氏に素直に話してみる
あなたはもう「セックスが怖い」という気持ちを彼に話していますか?
セックスのことを話題にするなんて恥ずかしいかも知れませんが、2人がもっと仲良くなるために大切なことなので、思い切って話してみましょう。
話をする時は「こんな時に、こんなことを怖いと感じる」とできるだけ具体的に伝えるのがポイント。彼に嫌われるんじゃないか…と怯える必要はありません。
大好きなあなたからの大事な話だと分かれば、彼も真剣に耳を傾けてくれるはずです。そして、解決策を2人で考えましょう。
この時「私が怖いなんて思っちゃいけない」とか、「俺が下手なせいで…」など、どちらか片方が責任を感じるようでは上手くいきません。必ずふたりで解決できるように話し合いましょう。
2.アダルトビデオを彼氏と一緒に見て、イヤな行為を伝える
世の中に溢れているAVの内容には、非現実的なものも多くあります。男性の都合のいいように作られている映像である場合があることをまずお話しておきます。
相手の同意なしに精液を顔にかけられたり、膣内に異物を入れられたりなんてことは、常識はずれの行為です。
しかし、男性の方はAVの内容を「こうすれば女性は喜ぶ」と勘違いしていることも。映像をみて「こんなことしたくない」とショックを受けているのなら、彼と一緒にAV鑑賞をしてみては?
一緒に見ながら「これはイヤ」という場面を彼にも知ってもらいましょう。
3.彼氏がいる同性の友人に相談する
セックスの経験が豊富な同性の友達に悩みを聞いてもらうのも良い方法。もしかしたら、友人から「私も最初はそうだった」と体験談を教えてもらえるかも知れません。
複数の友人とパジャマパーティーを開くのもおすすめです。昼より夜の方がオープンにもなれるかも。いつもは恥ずかしくてできない話でもスムーズに盛り上がれる可能性が。
1人で考えているとモンモンとしがちな悩みも、大勢でパーッと話せば気持ちが楽になりますよ。
4.自分を磨いてコンプレックスを解消する
毛深い、ブツブツがあるなど自分の体にコンプレックスがあって彼に裸を見られるのが恥ずかしいというあなたは、チャンスかも。早速自分磨きを始めましょう。
見られるのが恥ずかしい時は、恥ずかしくない体になる方法を考えましょう。ムダ毛の処理やお肌の手入れも、調べれば自分に合った方法がきっと見つかります。
そしてもうひとつ注意が。そのコンプレックスは、もしかしたら自分だけの思い込みということも。
ぽっちゃりめの柔らかい体が好きな男性は多いし、巨乳恐怖症だから胸は小さい方が好みという男性もいるものです。なかには毛深い方が興奮するという人だって。
あなたが気にしているところは、ひょっとすると彼にとって大きな魅力に見えているかも知れません。
5.痛いときはローションを試す
いざ挿入となると痛くてできない、というあなたは、専用のローションやジェルなど潤滑剤を利用してみましょう。
あまり濡れない体質の女性が挿入の痛みを強く感じる悩みは、潤滑剤を使えばあっさりと解決することもあります。
痛みを我慢してはいけません。緊張して体がこわばってしまうのなら、深呼吸を試してみて。彼が挿入する前に息を吸い込み、入ってくる時に息を吐きます。
吸うより吐くを意識して、できるだけゆっくりと吐くようにします。吐き終わったらまた息を吸い、吐くときに挿入を進めてもらいます。
6.ひとりの時に体を触って練習する
「ひとりエッチ」をしていますか?自分の体を触って、どこを触ったら自分がどう感じるかを知っておきましょう。
方法はインターネットで調べるとたくさん出てきます。膣に自分の指を入れてみて、1本入れられれば今度は2本同時に入れてみて、徐々に慣らしてゆきましょう。滑りが悪くて痛みを感じるようならローションを使ってもいいかもしれません。
不潔な手で行うと思わぬトラブルが起きます。事前に必ず手を洗って、爪は膣内を傷つけないように短く切っておくようにしましょう。
7.もしかしたら病気かも…。
そんな時は専門医に相談
膣の入り口や奥にとても激しい痛みを感じるので挿入できない、というあなたは、もしかしたら病気が原因かも知れません。早めに産婦人科を受診しましょう。
恥ずかしがることはありません。産婦人科の医師にとってはセックスの悩みもよくあることなので、聞き慣れています。
どうしても抵抗があるなら女性の医師を捜したり、家から離れた場所にある医院を探してみましょう。
大好きな彼とセックスをすると、関係が親密になります。体と体のふれあいは、想像するよりもっと深く2人を結びつけます。
いくつか解決へのアイデアを紹介しましたが、やはり一番は彼と協力し合うこと。彼との心の結びつきを信じられれば、体の抵抗も徐々に減ってくるのではないでしょうか。
決して焦らず、時間をかけて仲良くなってくださいね。